トム・ハーディが一人二役で主演を務める実在したギャングの物語を映画化した「Legend」(原題)の邦題が『レジェンド 狂気の美学』とし、6月18日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテほかにて全国順次公開することが決定した。
英国では興行ランキング1位を獲得、大ヒット!
物語は1960年代にロンドンで暗躍し恐れられた双子のギャング、クレイ兄弟の栄光と破滅を描いた実録のクライムサスペンス。
ロンドンの貧しい家庭に生まれ、暗黒街のトップにのぼりつめたクレイ兄弟は、英国では“切り裂きジャック”と並び称されるほどの犯罪史上に名を遺す犯罪者で、スマートでビジネスの才能に長けているが、歪んだ凶暴性を秘めるレジー・クレイと、精神的に不安定で衝動的な暴力癖のあるロニー・クレイという二人をトム・ハーディが演じ分ける。
すでに、この役で9つもの映画賞で男優賞にノミネート。英国インディペンデント映画賞とトロント批評家連盟賞、ロンドン批評家サークル賞で男優賞を獲得している。
殺人、暴力で裏社会を支配していただけでなく、スタイリッシュなスーツを身に纏い数々のナイトクラブのカリスマ経営者としてその手腕を発揮。
有力者たちとも懇意だった彼らの力は、計り知れなく、警察の手も及ばない存在で、単なるギャングではなくセレブリティそのものでもあった。
その他、出演者としてはレジーの妻フランシス役にはエミリー・ブラウニング。そしてロニーのゲイの恋人役に『キングスマン』タロン・エガートン。他にはデヴィット・シューリス(『ハリー・ポッター』シリーズ)ポール・べタニー(『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』)クリストファー・エクルストン(『マイティ・ソー/ダークワールド』)など、若手からベテランまでが結集している。
また、監督・脚本は『L.A.コンフィデンシャル』で第70回アカデミー賞脚色賞を受賞し、『ミスティック・リバー』『サブウェイ123 激突』『42~世界を変えた男~』などのブライアン・ヘルゲランド。