映画『ピンクとグレー』

芸能界を舞台に親友同士の青年2人の物語を描く、ジャニーズの人気グループNEWSの加藤シゲアキが2012年に発表した処女小説を実写映画化。

画像: 映画『ピンクとグレー』

『世界の中心で、愛をさけぶ』『北の零年』など数々の話題作を手掛けてきた行定勲が監督、脚本を第53回岸田國士戯曲賞受賞の劇作家、蓬莱竜太が担当し、原作を大幅に翻案し小説にはなかった話も盛り込む。
親友の成功を目の当たりにして葛藤する主人公にはテレビドラマ『半沢直樹』や『水球ヤンキース』などで俳優としても注目を浴びるHey! Say! JUMPの中島裕翔。共演には『共喰い』などの菅田将暉、『最後の命』などの柳楽優弥、『海街diary』などの夏帆らが揃う。

ごめんなさい…アイドルによる“青春アイドル映画”だと勝手に想像して試写に臨んだんだけれども、丁寧で重厚な作りでとっても良くできてるんだよね。62分後の衝撃は鮮やかで気持ち良過ぎて、でも急な展開過ぎてなかなか気持ちの切り替えができなかったね…。そういった意味では原作未読で良かったのかも!? どこまでが現実でどこからが非現実なのか、その見失ってる(?)見失いそうな(?)感じがすごく良かった。
“ピンクとグレー”というのも良くできてるんだよね。白や黒ではなく、やっぱりピンクとグレーなんだよね。前半からガラリと変わって、知ってるつもりの親友の空白を埋めていく後半はテンポも良く、瑞々しく描いてると思う。中島裕翔の演技も良かったけれど、菅田将暉の凄まじさに圧倒されたなあ。前半後半での振り幅の違いが素晴らしいね。夏帆も良かった。あんなにケバい感じも初めてだろうに。柳楽優弥もいい役者になってるね。存在感はさすがだわ。
原作を読んでもっかい観てみようかしら?
青春を卒業したみなさん、是非アイドルの青春映画だろうと思ってご覧になってください。その方が“衝撃”を楽しめますのよ。

シネフィル編集部 あまぴぃ

映画『ピンクとグレー』予告編

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