現地時間1日、国際アニメーション協会(ASIFA)が主催している“アニメ界のアカデミー賞”こと第43回アニー賞のノミネーションが発表され、日本作品から『思い出のマーニー』『バケモノの子』の2作品がノミネートされた。
 『思い出のマーニー』『バケモノの子』は、今回から新設されたインディペンデント作品賞にノミネート。

「バケモノの子」予告2

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 同賞は、2014年のアヌシーでクリスタル賞(最高賞)と観客賞を受賞した『父を探して』とリーアム・ニーソンらが声優出演している『ハリール・ジブラーンズ・ザ・プロフェット(原題) / Kahlil Gibran's The Prophet』がノミネートされており、この4作品で同賞を争うことになる。
 また『思い出のマーニー』は、インディペンデント作品賞のほか監督賞、脚本賞にもノミネートが決まった。

「思い出のマーニー」劇場本予告映像

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なお作品賞には、ディズニー / ピクサーの「インサイド・ヘッド」「アーロと少年」、アードマン・アニメーションズの「映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~」、ブルースカイスタジオが贈る「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」、そしてチャーリー・カウフマンらが監督した大人のアニメ「Anomalisa(原題)」の5作品が残っている。
やはり、その中で目立つのがディズニー/ピクサー最新作「インサイド・ヘッド」が、作品賞をはじめとする最多14ノミネートを果たした。これは『アナと雪の女王』でさえ10部門だった事を考えると、この作品への評価は非常に高い事がわかる。

映画『インサイド・ヘッド』予告編2

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同賞を主催する国際アニメーション協会から、アニメの振興に貢献した人物に贈られる功労賞「ウインザー・マッケイ賞」をスタジオジブリの高畑勲監督ら3人が選ばれたとも発表された。

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