第20回釜山国際映画祭で、クリストファー・ドイルが監督した『ホンコントリロジー:プリスクールド・プリオキュパイド・プリパスタラス(原題) / Hong Kong Trilogy:Preschooled Preoccupied Preposterous』がワイド・アングル部門のドキュメンタリー・ショーケースで上映され、Q&Aイベントが開催された。

ドイルらしい映像で描かれた映画祭での予告

BIFF l 2015 Wide Angle Hong Kong Trilogy: Preschooled Preoccupied Preposterous

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この作品では、香港の3世代の人々の生活、発言を中心に構成され、You Tubuでは日本語字幕付き、キックスターター用予告も解禁されている。

Christopher Doyle's HONG KONG TRILOGY: PRESCHOOLED PREOCCUPIED PREPOSTEROUS (Japanese Trailer)

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ビールを片手に登場した監督は「こんなに大きなスクリーン見たことないよ、必ず3回は(釜山に)戻ってくる」とあいさつ。映画について「若者が大きな山である中国を動かす姿があるんだ。とても“個人的”で“政治的”で“ポエティック”な作品、つまりP・P・Pってことさ、今夜一緒に分かち合おう!」とほろ酔い口調で叫んだ。

ここでいう、P・P・PとはPersonもしくはPersonal(個人)にPolitics(政治)とPoetic(詩的)と言う意味だろうか。そして、

すでに質問を受けることに飽きた様子の監督は、「映画っていうのは感じるもんだよ、質問や答えを翻訳しなくてもイメージやアイデアを感じるんだ、僕と君とでね。このスペシャルな場所で感じたことをシェアする、香港のリアルをね」と熱く語り始め、「映画に登場している人々は演技なんかしていない、彼らのリアルな生活が映っているんだ。エネルギーをお互いにシェアするだけ、それがロックさ」と言い放つと会場から大歓声が起こった。

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