開催中のインディペンデント映画の祭典「第21回ロサンゼルス映画祭」。
日本人。福永壮志監督の映画『アウト・オブ・マイ・ハンド(原題) / Out of My Hand』が最高賞にあたるUSフィクション賞を受賞した。
この映画ができる過程で美しい映像を、撮ったリベリア撮影担当のカメラマン村上涼さんは、現地でマラリアに感染し、数か月後に亡くなったという。
100本を超えるインディペンデント映画を集め、毎年6月に開催されるロサンゼルス映画祭。ニューヨークを拠点に活動する福永監督にとって、初長編監督作での受賞という快挙となった。福永監督が「映画祭全体の方針として、ダイバーシティー(多様性、多民族性)にフォーカスを当てるということがあったようなので、それも理由の一つかもしれません」と受賞理由を分析する『アウト・オブ・マイ・ハンド(原題)』は、リベリアからのアメリカ移民を主人公にした作品だ。
ロサンゼルス映画祭のための予告