第64回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品に続きドイツ映画賞では作品賞銀賞受賞
ドイツ映画『ぼくらの家路』
9月19日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー決定!

2014年のベルリン国際映画祭は、新しい才能の誕生に沸いた。「並外れた演技力」「忘れがたい」「彼を見るための映画」とメディアから絶賛されたのは、これが俳優デビュー作となるイヴォ・ビッツカー。
ドイツ中で6ヵ月もの間、毎日開かれたオーディションの最終日に、何百人という応募者の中から見出された逸材だ。

 彼が演じるのは、主人公のジャック。
幼い弟と二人で、突然いなくなった母親を捜し歩く。私たちが見守るのは、そんな彼らの3日間の旅。お金も食べ物も、寝るところもなく、頼れる大人もいない二人に次々とトラブルが襲い掛かる。まだ靴紐も結べない、か弱い弟を守るために、勇気と知恵をふり絞って次第に逞しくなっていくジャック。緊迫感あふれるカメラが迫る、魅惑的なベルリンの街の素顔も見どころの一つだ。

 旅の果てにジャックが下す最後の決断に、誰もが自身の“大人になった瞬間”を振り返り、胸が熱くなる感動作の誕生だ。

ドイツのアカデミー賞であるドイツ映画賞にて、主要3部門(作品賞、監督賞、脚本賞)にノミネートされていましたが、6月19日(現地時間)に受賞作が発表され、作品賞銀賞を受賞いたしました!

ドイツ映画賞(ドイツ語: Deutscher Filmpreis)とは、毎年ドイツ映画アカデミーにより実施されるドイツ映画における最高の名誉とされる賞で、最近では『ハンナ・アーレント』(’12)が同じく作品賞銀賞を獲得しています。

19日に行われた授賞式には、主人公のジャックを演じたイヴォ・ピッツカー、監督・脚本のエドワード・ベルガー、脚本のネル・ミュラー=ストフェンも登場。撮影当時はわずか11歳でしたが、現在は中学生になり、サッカー好きのスポーツ少年らしくスポーツ刈りにタキシードという初々しい姿で檀上に立ち、「両親と、撮影現場での先生たちに感謝します。」と挨拶。会場を大きく沸かせました。

画像: ドイツのアカデミー賞であるドイツ映画賞にて、主要3部門(作品賞、監督賞、脚本賞)にノミネートされていましたが、6月19日(現地時間)に受賞作が発表され、作品賞銀賞を受賞いたしました!

『ぼくらの家路』予告編 9月19日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開

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【あらすじ】

10歳のジャックは、6歳になる弟のマヌエルの世話で毎日大忙し。まだ若いシングルマザーの母は、恋人との時間や夜遊びを優先していた。ところが、ある事件からジャックは施設に預けられることになる。

施設になじめず、待ち続けた夏休みようやくが来るが、母から迎えが3日後になると電話が入り、がっかりしたジャックは施設を飛び出し、弟マヌエルを迎えに行く。母を捜してベルリン中を駆け回る兄弟。小さな肩を寄せ合う二人は、再び母の腕の中に帰ることが出来るのか──?

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