第67回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞!
トルコ人監督ヌリ・ビルゲ・ジェイランの『雪の轍』公開!
同地を舞台にした作品はいくつも存在するが、冬のカッパドキアを舞台にした映画は珍しく、「雪の轍」は冬のカッパドキアの洞窟ホテルが舞台。カッパドキアの雪化粧と洞窟の光と影のコントラストはまるで絵画のようで、息をのむ美しさだ。写真家でもあるジェイラン監督は、冬の光景を見て、映画の舞台にすることを決めたそう。
映画は文豪チェーホフの著作をモチーフとし、世界遺産カッパドキアのホテルのオーナーで元舞台俳優の主人公アイドゥンと若く美しい妻、そして妹との愛憎、さらに主人公への家賃を滞納する聖職者の一家との不和を描いた作品。