『わたしの名は情婦』(1949)のフィルム上映。実話に基づいて依田義賢が脚本化。[脚本家・依田義賢の世界]@京都文化博物館フィルムシアター
京都文化博物館フィルムシアターで開催中の[脚本家・依田義賢の世界]。
9月27日は『わたしの名は情婦』(1949)が上映された。
実話に基づいて、依田義賢が脚本化。
戦前の旧体制下で、猛威をふるった言論統制、検閲が緩やかになった反動もあり、プライバシーを踏みにじっても、一般の低俗な好奇心を煽って雑誌を売ろうという輩が続出していた。
依田は、情婦という社会的に弱い立場の女が、社会の代表のようなマスコミに苛まれ、傷つきながらも、反省した一人の男性記者とのロマンスの中で癒される過程を描く。
#ミニシアター
京都文化博物館 映像情報室 The Museum of Kyoto, Kyoto...