昭和40年代の土佐、究極のギャンブルに翻弄される人々--冒険的で愛おしい人生の哀歓を全編モノクロ、オール高知ロケによって描き出した『カスリコ』公開!
昭和40年代の土佐、究極のギャンブル“手本引き”に翻弄される人々、人生の哀歓を描いた映画「カスリコ」が、6月22日(土)より渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開されることとなりました。
男は己の人生に勝てるのか、再びどん底に落ちるのか―
昭和40年代、土佐。高知一の料理人と呼ばれた岡田吾一(石橋保)は、「賭博の終着駅」と言われる“手本引き”で破滅。途方に暮れていたところをヤクザの荒木五郎(宅麻伸)に拾われ、かつて自分が客として入り浸った賭場の下働き「カスリコ」として働き始める。行き場のない吾一はプライドを捨てて懸命に働くが、賭場の客たちやカスリコ仲間の悲喜交々を目の当たりにし、やがて人生...