シネフィル映画短評 第18回『ラブバトル』
1996年の『ポネット』が日本のミニシアターで記録的なロングランヒットとなったフランスの巨匠ジャック・ドワイヨンが監督と脚本を務め、ポール・セザンヌの名画「愛の争い(愛の闘い)」に着想を得て、ある男女の葛藤と愛の交歓を描いた衝撃的な恋愛作。
父親の葬儀で故郷に戻った女性が過去に惹かれた男性と再会を果たし、精神的にも肉体的にも激しさを増していく二人の関係をあぶり出す。
ヒロインを『ゲンスブールと女たち』などのサラ・フォレスティエが体当たりで演じ、相手役を『太陽と月に背いて』などのジェームズ・シエリーが熱演。
愛の神髄を突いた内容に心を鷲掴みにされる。
内容は単純なんだけれどね、ボクには“衝...