アンジェイ・ワイダ 追悼上映は続く--今度は川崎で『地下水道』『灰とダイヤモンド』など代表作9本が上映!日本の思い出を語った特別映像もー
2016 年10月9日、映画監督アンジェイ・ワイダの訃報が伝えられました。
ポーランドの巨匠として知られるワイダ監督は、90 年の生涯を通して40 本もの映画を撮りました。常に政治と歴史に向き合い続けた芸術家であり、その死は大きな衝撃を持って迎えられました。
アンジェイ・ワイダは1926年にポーランドで生まれ、陸軍将校だった父を「カティンの森事件」(1940 年)で亡くし、10 代半ばにしてレジスタンス活動に従事します。
第二次世界大戦後、ウッチ映画大学を卒業し、自らのレジスタンス体験をもとに、1954年に長編映画『世代』により監督デビュー。本作は『地下水道』『灰とダイヤモンド』とあわせ...