シネフィル映画短評 第187回 『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』
『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』
狂言師の野村萬斎が初めて現代劇に挑戦した主演作で、俳優としての評価も高い雨上がり決死隊の宮迫博之がコンビ役で共演したミステリー。
残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情)を読み取る特殊能力を持つ元お笑い芸人が、行方不明者の捜索を依頼されたのをきっかけに、かつての相方と一緒に事件解決に挑む。
『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『探偵はBARにいる』、テレビドラマ「相棒」シリーズなどの人気脚本家・古沢良太がオリジナル脚本を手掛け、『DEATH NOTE デスノート』シリーズなどの金子修介がメガホンを取る。他に杉咲花、木村文乃、関ジャニ∞の安田章...