僧侶VS煩悩!公開が話題を呼ぶ-自主映画にして時代劇、そして、世界の映画祭で喝采を浴びた『仁光の受難』を作った庭月野議啓監督へシネフィルから質問状
一本の日本映画が公開され話題を呼んでいる。
その作品は、シネフィルでも何度かご紹介した時代劇エンターテイメント『仁光の受難』。
バンクーバー国際映画祭でワールドプレミア上映が決定するや否や、無名の新人監督の作品にもかかわらず大評判となり、その後も釜山国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭などに続々出品が決定。
日本では、2016年フィルメックスで上映されここでも話題を呼んだ作品です。
僧侶が煩悩と戦うという作品は、誰よりも実直なのに煩悩に翻弄される僧侶と、刀に魅入られ人斬りとなった侍、そして男の精気を吸い取る妖怪(あやかし)が邂逅する摩訶不思議な世界を、実写とアニメーションを融合させるなど、...