時代が変わる時、置き去りにされた普通の人々を描く『希望の灯り』特別映像が公開!無機質な空間を詩的な小宇宙へと変貌させる、ドイツ新世代監督の才能--
『希望の灯り』(4月5日(金)、Bunkamuraル・シネマほか全国公開)は旧東ドイツの人々たちの慎ましい人情味が、才気あふれる映像と音楽で彩られた、新鋭ステューバー監督による傑作です。
時代が変わる時、時代に置き去りにされた普通の人々
旧東ドイツの巨大スーパーで働く人たち、そのつましい世界のぬくもり
腕や首の後ろにタトゥーを入れた無口な青年クリスティアン(27歳)は、巨大スーパーマーケットの在庫管理係として働き始める。旧東ドイツ、ライプツィヒ近郊。店の周囲には畑地が一面に広がり、遠くにアウトバーンを走る車が見える。仕事を教えてくれるブルーノ(54歳)はクリスティアンを言葉少なに見守る。...