”スコセッシ教”の敬虔な信者、塚本晋也がアツく語った「沈黙」とマーティン・スコセッシ監督。今だから話せるアレコレ--
世界の映画人たちに最も尊敬され、アカデミー賞®にも輝いた巨匠マーティン・スコセッシ監督が、戦後日本文学の金字塔と称される遠藤周作の「沈黙」を映画化した『沈黙-サイレンス-』が、全国で絶賛上映中です。
映画化の決定により重版を重ねた「沈黙」(新潮文庫刊)は200万部を突破、その普遍的なメッセージが、今も読み継がれています。スコセッシ監督が原作と出会ってから28年、読んだ瞬間に映画化を希望した「夢の企画」である本作は、第89回アカデミー賞®で撮影賞(ロドリゴ・プリエト)にノミネートされ、そのメッセージが時を越えて全世界に発信されている。また、劇場公開後、観客動員が30万人を突破し、大ヒットを...