3 部構成、上映時間 372 分! 『ゆきゆきて、神軍』の原一男監督の最高傑作にして、ドキュメンタリ ーの凄みと興奮に満ち満ちた新境地『水俣曼荼羅』
この度、11月27日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかにて原一男監督最新作『水俣曼荼羅』が公開となります。
本作は、『ゆきゆきて、神軍』の監督・原一男が、20年の歳月をかけて制作、3部構成・6時間12分で物語る水俣病についてのドキュメンタリー映画。
「水俣を忘れてはいけない」
『ゆきゆきて、神軍』の監督・原一男が最新作で挑んだのは“水俣”だった。
日本四大公害病の一つとして知られる水俣病。その補償をめぐっていまだ裁判の続く中、ついに国の患者認定の医学的根拠が覆られたものの、根本的解決には程遠い。原はその現実に 20 年間、まなざしを注いできた。これは、さながら密教の曼荼羅のように...