生前残した俳句はわずか281句-空前の俳句ブームの中、25歳で夭逝した俳人、住宅顕信の生涯を描く『ずぶぬれて犬ころ』公開!
夭折の俳人・住宅顕信(すみたく・けんしん)
すべてを俳句に捧げたその短い人生が、いま静かに現代を撃つ
人は、もがきながら生きている
住宅顕信――空前の俳句ブームのいま、その俳句と人生をみつめる
岡山に生まれ25歳という若さでこの世を去った俳人・住宅顕信(すみたく・けんしん)。
5・7・5の字数にとらわれない自由律俳句を詠み、生涯に残した俳句はわずか281句。22歳の時に得度し浄土真宗本願寺派の僧侶となった。空前の俳句ブームと言われる現在、その死後に日常をテーマとした俳句と生き様が脚光を浴びている。
その俳句と共にいきた稀有な人生を、生きづらさを感じながら生きる現代の中学生と重ね合わせて描...