21 世紀の映画を問い直すための、実践的な映画論『歩く、見る、待つ ペドロ・コスタ映画論講義』が出版!いまある映画を乗り越えるための言葉ー
ペドロ・コスタ監督が語る、いまある映画を乗り越えるための言葉
「映画を作るとき、してはならないことを知っておくべきです。それは芸術作品を作ろうとすることです」
「すべての偉大な映画は“さようなら”という言葉を身につけるためにあるのです」
現在のポルトガルを代表する映画監督ペドロ・コスタ。
彼が、諏訪敦彦監督に招聘され東京造形大学で行ってきた 3 回の特別講義と、映画美学校で催された最初期の講義を収録した、待望の映画講義録。
そこで語られるのは、映画作りの<姿勢>、ショットの捉え方、フィクションとドキュメンタリーの区別を超えて考察される撮影法など、 目の前にある現実と向き合うための真摯な思...