坂本龍一氏の自伝「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」、『新潮』2月号の第8回「未来に遺すもの」で遂に完結!闘病中の創作活動のほか、ウクライナ戦争への考えやBTS・SUGAとの交流もーー
世界的音楽家・坂本龍一氏による自伝「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」。現在ガンのステージ4にあるという病状を赤裸々に明かし、初回の掲載誌が発売即重版されるほど反響のあったこの連載が、1月7日発売の「新潮」2023年2月号で遂に完結を迎えます。
過去最長、約2万5000字の大ボリュームで語られるエピソードは、余命宣告を受けた直後のピアノ・ソロ生配信から、中国での大規模インスタレーション、オランダでの舞台芸術、ウクライナのヴァイオリニストとの共作曲、哲学者・柄谷行人氏の著作に示唆を受けた団体の活動など盛りだくさん。若い世代に常に影響を与えてきた教授らしく、経済思想家の斎藤幸平氏やBTSのS...