cinefil連載 ART@Kyushu第13回 富野由悠季の世界-ガンダム、イデオン、そして今 -cinefil art review
映画とアニメーション
フィルムを使ったアニメーションは、1892年にフランス人のシャルル・エミール・レイノーの「テアトル・オプティーク」と呼ばれる動画をスクリーン上に投影する装置が、世界で最初といわれています。
1891年には発明家のトーマス・エジソンによって発明された一人で箱の中の動画を覗く「キネトスコープ」、1890年代にフランスのルミエール兄弟によって、フィルムを幕に映写することができる「シネマトグラフ」が生み出されました。これらの映画の技術から、現在のアニメーションが生み出されました。
1928年には、アメリカのウォルト・ディズニーによって、短編アニメーション作品の「蒸気船ウィリ...