『灰とダイヤモンド』『鉄の男』などの ポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ 死去 90歳。 親日家で東日本大震災の時もメッセージを寄せる--
共産主義体制下にあったポーランドで、弾圧を受けながらも映画を撮り続けた巨匠、アンジェイ・ワイダ監督が9日、死去した。90歳だった。海外メディアが報じた。
特に反ナチズムを訴えた「抵抗3部作」で国際的な評価を獲得。世界三大映画祭の一つ、カンヌ国際映画祭で1981年、最高賞パルムドールを受賞した。
親日家でもあり、87年に京都賞の精神科学・表現芸術部門を受賞した際の賞金でクラクフに日本美術技術センターを設立している。
ポーランド 広報文化センターの履歴によると
1926年3月6日、スヴァウキ県(現在はポドラシェ県)スヴァウキ生まれ。母親は学校教師、父親は陸軍将 校。父は1942年に、ソ連の内...