日本人がまだその名を知らない仏映画界で最も注目される“オンリーワンの鬼才”カンタン・デュピュー監督とは?
第72回ベルリン国際映画祭正式出品、カンタン・デュピュー監督最新作『地下室のヘンな穴』が9月2日(金)に新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国公開されます。
監督は“フランスのスパイク・ジョーンズ”の異名をとるカンタン・デュピュー。殺人タイヤの『ラバー』、鹿革男の狂気『ディアスキン 鹿革の殺人鬼』などの異色作、怪作で知られ、新作ごとに同国でスマッシュヒットを記録している今、仏映画界で最も注目されるオンリーワンの鬼才だ。そんなデュピュー監督がこの最新作で創造したのは、「時間軸が半日進み、肉体が3日若返る」という微妙すぎるパワーを持ったヘンな穴。この穴にハマったせいで、平凡...