カンヌ、ヴェネチア、ベルリン世界三大映画祭で受賞した韓国の鬼才キム・ギドク監督、コロナの合併症によって死す!59歳。
ラトビアに訪れていたキム・ギドク監督が、新型コロナウイルス感染症による合併症で死去したと、海外メディアで報じられている。59歳。
キム・ギドク監督は1996年に「鰐 ワニ」で映画監督デビュー。『サマリア』(04)で第54回ベルリン国際映画祭の銀熊賞、『うつせみ』(04)では、第61回ヴェネチア国際映画祭の特別監督賞を受賞。一時映画界から離れたが、その後、隠遁生活を送る自分を撮ったセルフ・ドキュメンタリー「アリラン」(2011)で、カンヌ国際映画祭「ある視点部門」で最優秀作品賞を受賞し、世界三大映画祭全てで受賞。翌2012年には『嘆きのピエタ』が第69回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受...