平成・令和を跨ぐ青春映画の金字塔『青の帰り道』【地方上映特別編#2愛知】『ローマの休日』ほどの重要作品になった
藤井道人監督の青春群像劇『青の帰り道』の地方ムーブメントは一体どのように生まれたのでしょうか。
地方劇場の支配人によるリレー連載。第1回新潟シネ・ウインドでは、井上支配人の働きかけで作品の応援団が生まれ、劇場と連携して手作りの装飾やイベント企画が行われたことを振り返りました。
第2回は刈谷日劇の堀部昭広 支配人。
刈谷日劇は2018年12月に『青の帰り道』が公開されてから3ヶ月経って、3月に上映に踏み切りました。当時刈谷日劇でしか上映されていなかったこと、ソフト化やネット配信の見通しが付いていなかったこと、横浜流星さんの人気ドラマの終了時期にも重なり、全国から沢山の人が駆けつけ、藤井道人...