大人のロードムービー『ゆずり葉の頃』76歳の新人監督は巨匠・岡本喜八夫人
映画「肉弾」(1968年)や「大誘拐」(91年)などで知られる故・岡本喜八監督夫人であり、プロデューサーとしても支えてきた岡本みね子さんが、旧姓の中みね子として映画「ゆずり葉の頃」(5月23日公開)で監督デビューした。
喜八監督と二人三脚で歩んできた時に培った人脈を生かし、仲代達矢、岸部一徳、風間トオルら俳優陣のみならず、音楽に山下洋輔など喜八組の面々を総動員。軽井沢を舞台に、主人公・市子(八千草)が封印してきた幼い頃の淡い思い出と戦争の記憶をたどる大人のロードムービーが誕生した。
「映画の興行は、それは厳しい。決して甘くはない。それに、監督がお金(製作費)のことを考えながら撮るのは、あ...