難民だった彼らの実体験が描かれる-映画主演で人生が激変したある少年がカンヌのレッドカーペッドに立つまで--『存在のない子供たち』
是枝裕和監督作『万引き家族』とともにカンヌ国際映画祭を震わせ、コンペティション部門〈審査員賞〉〈エキュメニカル審査員賞〉を受賞、本年度ゴールデン・グローブ賞ならびにアカデミー賞®〈外国語映画賞〉にノミネートされたナディーン・ラバキー監督最新作『存在のない子供たち』が7月20日(土)よりシネスイッチ銀座ほかにて全国公開となります。
両親を訴えたい。こんな世の中に僕を産んだから。
「両親を告訴する。こんな世の中に僕を産んだから。」両親を告訴するという衝撃的なオープニングから心を鷲づかみ、物語をひと息に過去へと遡らせ、その理由と経緯をつぶさに描き出し、世界を揺るがした衝撃作。
まだ幼い少年が切...