ニコラス・ケイジ主演でハリウッド映画を撮る直前の日本映画界の鬼才・園子温監督が“本気”で「ワークショップ映画」に挑む!
ワークショップ映画に観客が集まっている。
ワークショップ映画とは、俳優のための演技ワークショップや演技学校が母体となり製作された映画の総称だ。
社会現象までになった上田慎一郎監督作品「カメラを止めるな!」もそのワークショップ映画のひとつである。
このようなワークショップ映画は、俳優学校の卒業制作で作られた映画や、俳優ワークショップの延長で作られた映画をすべてカウントすれば、年間50本ぐらいは作られているはずだ。
そういったワークショップ映画のそもそもの意味合いは、無名の俳優たちが演技訓練の延長線上の実践として腕を磨くためのお試しの現場を作ることであり、無名の若手監督がその手腕を磨くための...