フランスの心を震わせた実話から生まれた”人生の終焉”を描く感動作『92歳のパリジェンヌ』パスカル・プザドゥー監督インタビュー
92歳のパリジェンヌが選んだ“美しい人生”。
凛と生きる母と、彼女を支え続ける娘の感動の物語
本当の自由を、
母が教えてくれた。
旅立ちの日を決めた母と、手を差し伸べた娘。フランスの心を震わせた実話から生まれた感動作!
「今まで本当にありがとう。幸せな人生だわ」。92歳のバースデーパーティの席で、主役のマドレーヌのスピーチは感謝の言葉から始まった。だが、その後に続いた宣言に耳を疑う家族。「2か月後の10月17日に私は逝きます──」。
動揺する娘、激怒する息子、一緒にいてと懇願する孫。家族の波乱の日々が始まるが、母を説得しようと会話を重ねるうちに、娘は次第に母の生き方やその強さに心を動かさ...