実相寺昭雄マジックを撮り続けた名カメラマンが語る、監督の本当のネタ元は、やはりあの名作!?
シネフィルでも何回か取り上げた、1970年代前半に日本アート・シアター・ギルド(以下、ATG)で発表した『無常』『曼陀羅』『哥(うた)』『あさき夢みし』がブルーレイボックス。
発売にともない、テレシネ監修を務めたカメラマンの中堀正夫が、実相寺昭雄監督の秘密を語った。
モノクロ作品では、「黒」のつや・深みや階調にこだわって調整を行ったという中堀は、「実相寺監督は黒にこだわっていた人で、画面も暗ければ暗いほどいいと言うんです。ラッシュ(確認試写)でも、自分では良かったなぁなんて思っていても、後ろから『まぶしくて見えねえや!』と(監督の)声だけが聞こえてきて。何を言っているんだと思うんだけど、...