京都発でデヴィッド・ボウイの『地球に落ちて来た男』を再び配給させた京都みなみ会館の館長吉田 由利香さんに聞く映画愛!
全国には多くのミニシアターがあるが、ここにもひとつ、異色の映画館がある。
それが、京都にある”京都みなみ会館”だ。
1964年に開館し、新作封切館から、ピンク映画館への移行など、幾つかの波を乗り越えながら90年代からはインディペンデントやアートフィルムを取り上げるミニシアターとして脚光を浴びていった。
開館から約50年の老舗映画館は、現在でも京都の文化の中心にある。
そして、現在ここの館長を務めるのは若い女性であることにも驚きだ。
彼女は、吉田 由利香さん。
2010年3月に、今まで京都みなみ会館の企画を運営していたRCSが撤退。その翌月の4月に吉田さんは入社する。映画館自体は残ったもの...