連載開始! 世界に飛び、日本へ紹介-テアトル西澤の「映画配給最前線」 ① 「トロント国際映画祭」前編
なんの気になしに通っている映画館には番組編成と呼ばれ其々の映画館の映画のプログラミングをする仕事がある。
金太郎飴状態のシネコンと違い、アートハウスの映画館では劇場コンセプトを固め、どういった映画をどの時期に上映するか、番組の流れから初日の設定や、上映の週数、回数、時間などを考えていく。
またいざ作品が決まれば作品にあった宣伝プロデューサー、パプリシストの構築、作品の邦題、ビジュアル、宣伝の方向性、ターゲット、有料広告から一般試写、イベントまで初日にベストな状態に公開を迎えられるよう配給会社と細かく打ち合わせをしスケジューリングしていく。全ての部分に携わる非常に重要な仕事であると思います...