公開当時に「ゴダールが麻薬漬けになって撮ったようなスリラー」と評された資本主義の非情と人生の虚無に切り込んだ、映画史上唯一の養鶏サスペンス『殺しを呼ぶ卵』ビジュアル&予告解禁!
1968年に公開されて以降、50年以上に渡り知る人ぞ知る作品だった『殺しを呼ぶ卵』、そ の【最長版】が、突如12月2日(金)より新宿シネマカリテにて日本初公開、以降、ほか全国順次公開されることが決定した。
ローマ郊外の巨大養鶏場。社長のマルコは業界の名士として知られていたが、経営の実権と財産を握る妻アンナに対する苛立ちは日々強くなる一方だった。マルコは同居するアンナの十代の姪、ガブリと愛人関係にあっただけでなく、妻への憎しみを女性へのサディズムで発散する異常性格者だった。そして3人それぞれの隠された欲望が暴かれる時、事態は予想もできない展開と想像を絶す...