「白いオスカー」払拭か?米アカデミー賞の会員候補に華人約20人選出!ホウ・シャオシェン監督、ジャ・ジャンクー監督など---
2年連続で白人だらけの演技部門のノミネートを繰り返し、「白いオスカー」と揶揄されてきた近年の米アカデミー賞だが、その主催をしている映画芸術科学アカデミーが、約6000人いる会員の構成を見直し、その影響で台湾の映画監督ホウ・シャオシェン(侯孝賢)をはじめ、華人から約20人を賞選考の会員候補に選出したことが明らかになった。
発表された新規会員候補683人の中でアジア出身者が締める割合は過去最多となったほか、白人以外の割合は41%、女性の割合は46%を占め、多様性を目指した改革の成果が顕著になっている。
その影響で昨年は候補者として発表された華人はわずか7人だったのに対し、今年は約20人と増加...