崔 洋一監督死去。『十階のモスキート』でスクリーンデビュー後、『血と骨』『月はどっちに出ている』『マークスの山』『カムイ外伝』などを発表し、映画界へも長きに渡り貢献
崔洋一監督が、27日午前1時、膀胱(ぼうこう)がんで死去。73歳だった。
1949年(昭和24年)7月6日 - 2022年(令和4年)11月27日)
大島渚監督の『愛のコリーダ』などの助監督を経て、1983年、『十階のモスキート』で劇場映画監督としてデビュー。80年代中期は角川映画などで活躍、93年、『月はどっちに出ている』で、多くの映画賞を受賞。2004年公開の「血と骨」では、在日韓国人とその家族の姿を描き、日本アカデミー賞最優秀監督賞などを受賞。その後も、『マークスの山』『豚の報い』『クイール』「カムイ外伝」などの話題作を次々と発表。
また、2004年より2022年6月まで日本映画監...