「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」
東京都庭園美術館において2025年2月16日まで、「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」が開催されています。
本展は、現代美術の第一線で活躍を続ける二人の作家、青木野枝と三嶋りつ惠が、旧朝香宮邸のアール・デコの装飾空間に新たな視点を加えた展示です。青木は鉄を用いた彫刻で空間に線を描き、三嶋は無色透明なガラスを使い光とエネルギーを変換します。二人の使用する鉄とガラスは、自然の恵みであり、会場のシャンデリアやレリーフなどにも見られる素材です。展示は、1930年代の装飾空間と対話しながら、二人の火を使って素材に生命を吹き込む創作を通じて、自然のエネルギーや循環を表現しています。
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