88歳の家出は、70年前の約束を果たすため--名優たちの上質な会話劇『家へ帰ろう』!ブニュエルの撮影術と比べられたエピソードを語った監督インタビュー到着[独占]
12月22日よりシネスイッチ銀座にて公開するアルゼンチンのパブロ・ソラルス監督『家へ帰ろう』。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに住む88歳の仕立屋アブラハムが、ブエノスアイレスからマドリッド、パリを経由して故郷ポーランドに住む70年以上会っていない親友に、最後に仕立てたスーツを届ける旅に出るロードムービーです。
監督・脚本を手掛けたパブロ・ソラルス自身がユダヤ人で、ホロコースト体験者だった祖父の家では「ポーランド」という言葉を発することすらタブーであったことから本作の着想を得、自身のアイデンティティーを確立させるために避けて通れないテーマをユーモアと軽やかさを交えながら結実させた感動...