林 家威監督「シネマ・ドリフターの映画旅日記」#21 「野火」の宣伝で新潟入りした塚本晋也監督と会う:シネフィル新連載
第25回にいがた国際映画祭で、新潟に来て、
「野火」の宣伝キャンペーンで、
新潟入りになった塚本晋也監督と会えて、なによりうれしかったです。
2015年の今年が、まだ終ってないにも関わらず、
僕にとって「野火」は、
今年公開された邦画ベストワンに、間違いないです。
公開される際、ぜひ見に行ってください。
以前香港国際映画祭で見た時、興奮してこんなコメントを書いた。
「塚本晋也監督「野火」を見た。
大岡昇平の原作小説、市川崑の映画は、
全身全霊を尽くした塚本によって、超えられたことに感動。
これは戦争映画ではない。地獄映画だ。
この87分の無間地獄が、安倍政権の平成末期に現れることだけでも...