第 27 回ソフィア国際映画祭・審査員特別賞受賞、第 28 回テトゥアン地中海映画祭・コンペティショングランプリ受賞、そして2022 年には東京国際映画祭・アジアの未来部門に出品されるなど、「現代トルコ映画の到達点」として世界各国で注目を浴びるベキル・ビュルビュル監督による現代社会の寓話、映画『葬送のカーネーション』(原題:Cloves&Carnations)の、メインビジュアルと本予告映像が公開となりました!

両親を亡くした少⼥ハリメは、祖⽗のムサが約束を交わしたという亡き祖⺟の遺体を故郷の地に埋葬するため、祖⽗と棺とともに旅をすることに。 途中で出会う人々から “生きる言葉”を授かり、ハリメと祖父がその先にある越境の瞬間を夢見ながら歩みを続けてゆく寓話的物語。

画像1: ©FilmCode

©FilmCode

画像2: ©FilmCode

©FilmCode

画像3: ©FilmCode

©FilmCode

画像4: ©FilmCode

©FilmCode

画像5: ©FilmCode

©FilmCode

画像6: ©FilmCode

©FilmCode

画像7: ©FilmCode

©FilmCode

この度完成したメインビジュアルは、リアリズムと虚構(ファンタジー)が交差する本作を少女ハリメの眼差しが象徴しており、幻想的な映像美で綴られる物語の中で、今この瞬間にも起きている“現実”から目を逸らさせることのない、力強いビジュアルとなっている。コピーには、両親を失ったハリメの「天国のお母さん これが世界のすべてなの?」という問いかけを採用。美しくも退廃的な道を歩き続けるハリメが、その答えにたどり着くことができるのか、ぜひ物語の行く末を見届けてほしい。

画像8: ©FilmCode

©FilmCode

また同時に本作の本予告映像も解禁。祖母の亡骸を背負い、荒涼としたトルコ南東部の果てしない冬景色を進む二人の姿が切り取られており、詩的な言葉の数々と静かで圧倒的な映像は、<現代トルコ映画の到達点>と謳われるに相応しく、映画評論家の暉峻創三氏は予告の中で「先鋭的で強烈な作家性を世界に印象付ける一作が登場した」とコメントを寄せている。洞窟の中で揺れる焚火、雪の中無表情に踊る人々、棺桶の中で眠る少女、フェンスの向こう側の世界……。
トルコ映画界の新鋭・ベキル・ビュルビュル監督が描く、現代社会の新しい寓話に期待が高まる映像となっております。

「葬送のカーネーション」予告編

画像: 映画「葬送のカーネーション」予告編(2024年1月12日公開決定) youtu.be

映画「葬送のカーネーション」予告編(2024年1月12日公開決定)

youtu.be

【STORY】
荒涼とした冬景色のトルコ南東部。 年⽼いたムサは、亡き妻の遺体を故郷の地に埋葬するという約束を守るため、棺とともに旅をしている。紛争の続く場所へ帰りたくない孫娘のハリメだったが、親を亡くし、仕⽅なく⼀緒に歩いている。
亡き妻とともに故郷への帰還を渇望するムサ。旅で出会う様々な人たちから、まるで神の啓⽰のような“⽣きる言葉” を授かりながら進んでゆく。国境、⽣と死、過去と未来、⾃⼰と他者、棺をかつぐ祖⽗と孫娘の⼼の融和――。
トルコから届いた 3 人のおとぎ話は、境界線の先に⼩さな光を灯す。

監督 : ベキル・ビュルビュル
脚本 : ビュシュラ・ビュルビュル、ベキル・ビュルビュル
キャスト: シャム・シェリット・ゼイダン, デミル・パルスジャン

海外セールス:Alpha Violet
配給:ラビットハウス
協賛:トルコ文化観光省/トルコ国営放送局
2022 / 製作 トルコ・ベルギー/ トルコ語・アラビア語 / 16:9 / 5.1ch / カラー / 103 分
©FilmCode

公式 X(旧 Twitter):@masuda8251

2024 年 1 月 12 日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、恵比寿ガーデンシネマ他にて全国順次公開

This article is a sponsored article by
''.