「アートの発展」
上田雄三
2020年の「新型コロナウイルス」感染拡大による自粛や規制により、私たちは一体何を失い、何を得たのでしょうか。銀座周辺でも空きビルが目立ち、閉鎖に追い込まれた店も多く見かけました。今年に入り「新型コロナウイルス」の感染症法上の位置づけが「5類」となり、厚生労働省は「第7波や第8波で多くの人が感染したため免疫が維持され、急激な感染拡大は起こりにくい状況になった」という見方を示しています。そして徐々に感染拡大に対する危機感は薄れ、街行く人々からは次第にマスク姿も消えつつある中で、インバウンドによって銀座界隈にも海外からの訪問者が多く見受けられるようになりました。この3年間に及ぶ感染症に関する情報の中で「接触」と「非接触」という二者択一の選択を迫られた私たちの生活は、コミュニケーションが分断され、「感情」や「対話」が失われたことも事実でしょう。私たちの生活から失われた人との接触は「人の感情」に影響を及ぼし、社会環境にアートを必要とする機運が高まったと思うのは私だけではないと思います。実際、この3年間で各地にギャラリーも増え、ソウルや台北、上海、香港などの国際的なアートフェアも活気を見せ、オークションでの美術品の売り上げも増しています。アートによる世界経済の発展は今までにないほど急増していることも事実であるのです。
1997 千葉県生まれ
2022 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業
2023 多摩美術大学院博士前期課程絵画専攻油画研究領域在籍
1996 神奈川県生まれ
2018 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
1990 東京都生まれ
2012 美学校内海信彦絵画表現研究室修了
2023 サンフランシスコ州立大学アート学科スタジオアート専攻卒業
1985 福井県生まれ
2009 福井大学教育地域科学部学校教育課程芸術・保健体育コース美術教育サブコース卒業
2011 金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科修士課程デザイン専攻視覚デザインコース修了
1983 徳島県生まれ
2006 多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻卒業
2008 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻版画研究領域卒業
1997 大阪府生まれ
2020 日本大学芸術学部美術学科絵画コース版画専攻卒業
2022 日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程造形芸術専攻版画分野修了
2023 日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程芸術専攻在籍
1992東京都生まれ
2017武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻卒業
2023年7月24日(月)- 8月5日(土)
Date: 24th (mon.) July – 5th(sat.) Aug. 2023
主催:東京現代美術画廊会議
Gallery Q、藍画廊、ギャラリイK、ギャラリー58、ギャラリー椿
ギャルリー東京ユマニテ、コバヤシ画廊
Organizer:
Gallery Q・Ai Gallery・Gallery K・Gallery 58・GALLERY TSUBAKI
Galerie Tokyo Humanité・Gallery Kobayashi
新世代への視点2023
Homepage :
http://galleryq.info/news/news_newgeneration2023.html
動画リンク:東菜々美展 - Gallery Q
https://youtu.be/_hYzS9x0jVs