今年2月に公開され、台湾で爆発的ヒットとなった映画『僕と幽霊が家族になった件』の緊急特別上映が決定しました。上映日は8月2日(水)及び8月4日(金)~10日(木)となります
うだつの上がらないノンケの警察官ウー・ミンハン(呉明翰)は、捜査中に祝儀袋を拾ったために、若くして交通事故で亡くなったゲイの青年マオ・バンユー(毛 邦羽)と死後結婚させられることに。マオ・バンユーの存在に悩まされつつも、 ある事件の解決に向けて奔走するウー・ミンハン。やがてマオ・バンユーの助けを得て事件は解決に向かうと思われたが、そこには驚くべき事実があった―。
本作は『紅い服の少女』シリーズ(15・17)や『目撃者 闇の中の瞳』(17)を手掛けた台湾の大ヒットメーカー、チェン・ウェイハオ(程偉豪)監督の新作で、台湾で古くから伝わる習俗"冥婚"(生者と死者による結婚)がユーモアたっぷりに、またそこから生まれる家族の絆が感動的に描かれています。
※ 冥婚(めいこん)とは、生者と死者が行う結婚のこと。台湾を含め一部地方では、未婚のまま亡くなると、遺族がご祝儀を入れる赤い封筒「紅包」を路上に置き、それを拾った者は死者と形式上の「結婚 式」が強要され、拒否すると罰が当たり不幸になるという説もあります。(!!)
警察官ウー・ミンハンを、台湾で「新・国民的彼氏」と呼ばれているモデルでイケメン俳優のグレッグ・ハン(『ひとつの太陽』(19)ドラマ『時をかける愛』(19))が、ゲイの青年マオ・バンユーを実力派俳優のリン・ボーホン 『恋の病 ~潔癖なふたりのビフォーアフター~』(20)『青春弑恋』(21))が、ウー・ミンハンのバディで可愛らしい外見からは想像もつかないタフな警察官を、新世代を代表するワン・ジン(『返校 言葉が消えた日』(19)『瀑布』(21))が演じ、大人気俳優陣の共演も話題になりました。
台湾では旧正月映画として今年2月に公開され、初日には『THE FIRST SLAMDUNK』『アバター:ウェイ・オブ・ウォータ ー』を押さえて堂々の第1位を獲得。笑って泣けると評判になり、興行収入3.6億台湾ドル(約16億円)を突破した本作の、貴重な日本上映の機会をぜひお見逃しなく!
監督・脚本:チェン・ウェイハオ
キャスト:グレッグ・ハン、リン・ボーホン、ワン・ジン
2023/130分/カラー/シネスコ/5.1ch/原題:關於我和鬼變成家人的那件事/字幕翻訳:本多由枝/
配給:面白映画
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