5月13日よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開となるドキュメンタリー映画『東京組曲2020』。
本作『東京組曲2020』は、三島有紀子監督がご自身の誕生日でもある2020年の4月22日、最初の緊急事態宣言のコロナ禍中、実際に体験したことを元に、企画に賛同した20名の役者たちがそれぞれの日常を各自で撮影。その映像全体を三島監督が監修して一緒に作ったドキュメンタリーです。
NHK在職中はドキュメンタリー番組に携わられていましたが、現在、劇映画で活躍されるなかで、劇場公開される映画では三島監督にとって初ドキュメンタリーとなります。
この度、4月27日より開催されますチョンジュ国際映画祭の招待上映が決定し、その上映に向けてオフィシャルで三島監督のインタビューがシネフィルに届きました。
三島有紀子監督 インタビュー
(インタビュアー 洪相鉉)
コロナ禍を迎え、沈んでいた人々に希望を吹き込む趣旨で企画された短編オムニバス『DIVOC-12』以来、1年ぶりに発表された新作『東京組曲2020』で全州国際映画祭に戻ってこられました。コロナ禍が始まったばかりで、非対面の形で行われた全州国際映画祭に『Red』を出品されましたが、今回は世界的に事態が落ち着いている中での出品ですので、ますます感慨深いと思いますが、いかがでしょうか。
本当に感慨深いですね。2020年に『Red』を全州映画祭に選んでいただいて、本当だったら行って皆さんと一緒に見て皆さんのご感想を聞いたり、コミュニケーションを取ったりしたいなと思っていたんですけれども残念ながら行けなくて。結果的に日本の自宅にいた自分は、コロナというもので人間がどうなっていくのかとか、 何を感じていくのかということを見つめることになりました。それでDIVOC-12『よろこびのうた Ode to Joy 』、『IMPERIAL 大阪堂島出入橋』という作品を作ったんですけれども、その後 去年『東京組曲 2020』という作品を作り上げて、今年2023年というちょうどコロナの緊急事態宣言が始まってから3年目になって全州国際映画祭に実際に自分自身もリアルで行って、皆さんにやっと見ていただけるという感慨深いものがあります。
今回の『東京組曲2020』は、特に全州国際映画祭でのワールドプレミアを決定してくださいました。これまで三島監督は「全州国際映画祭の監督」と呼ばれるほど深い縁を結んでこられましたが、これについて紹介していただけますか。
全州国際映画祭は2015年ですね。『繕い裁つ人(A Stitch of Life)』という映画を最初に見つけてくださった映画祭で、その映画を見つけてくださったということは、イコール監督・三島有紀子を見つけてくださった映画祭だったので、 それ以降ずっと自分の作品を見続けてくださって、ピックアップしてくださって、上映していただいて、本当に温かい気持ちで皆さんに見ていただいて、また厳しい質問もたくさんしていただいてそこで育てていただいているという気持ちがすごく大きい映画祭だなと思います 。
しかし、全州国際映画祭で紹介された作品とはいえ、必ずしも韓国で公開されるわけではありませんが、三島監督のデビュー以来制作されたほぼ全ての作品が韓国に輸入され、一般観客に届けられました。韓国でそのように愛されている理由は何だと思いますか。
自分ではちょっとわからないですけれども、『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』『繕い裁つ人』 『幼な子われらに生まれ』『Red』ですかね。 全部韓国で公開に至っているというのは何でしょう。 やっぱり全州国際映画祭で見てくださった皆さんが応援してくださって、盛り上げてくださっているというのは大きいんじゃないかなと思いますね。自分の作品の内容として何がというのは自分では何と言っていいのかわからないので、逆に洪さんにお聞きしたいですね。
普遍性ではないでしょうかね。日本の中での話ですが、背景をどの国に変えても話が成り立っているところが一番いいところではないでしょうか。
自分自身では100年後、どの国の方が見ても 伝わるものがある作品を作りたいという思いでいつもやっているので、そういう意味では普遍的なものを目指しているとは思うんですけど、できる限り現代の世界・日本が抱えてる何かしらの社会的な問題を入れ込みながら、また自分自身が今人生の生きていく上で感じていることや経験していることも入れ込みながら、最終的には普遍的なものに持っていけたらいいなという風に思いながら作っているというのは間違いないですね。
まずはタイトルがとても印象的です。英語のタイトルは「Alone Together」になりますが、日本語では『東京組曲2020』、つまり「suite」となります。毎回新作を制作される音楽が大きなインスピレーションとなっていますが、『東京組曲2020』もその延長線上にあるのでしょうか。
当然 『Ode to Joy 』は喜びとは何かという、このコロナの中で喜びとは何かというのを今一度ちょっと見つめ直したいという思いで発想は音楽から始まっていますし、 当然この『東京組曲2020』もそうです。
組曲というのはそもそもある種共通の型というものを繰り返すという形だったんですけど、バッハより後の時代は結構短い楽曲を自由につなげていて、一つの意図を持って作り上げるいう風になっていったと思います。ロマン派以降の組曲かなと思いながら編集していたんですけれども、 それは何でロマン派以降と思っているかというと、例えばチャイコフスキーのくるみ割り人形みたいな組曲が、今回の作品に近いかなと思うんですよね。それぞれのシークエンスは一つの物語がもっと続いていて、また別の役者さんのシークエンスがまた長い物語がある、それぞれに長い物語があるんですけれども、 その一部を抽出して並べていくという意味では、チャイコフスキーのくるみ割り人形の組曲である形に近いのかなと思っています。 またチャイコフスキーの楽曲自体が、ある種私はものすごく美しいメロディだと思っているんですけれども、 一方で例えば組曲くるみ割り人形のラストの「花のワルツ」という曲は、とても美しいし世界は本当にそれでも美しいと思えるんですけれども、どこか狂気を孕んでいるというか、正常じゃない、狂気の沙汰だなと思う瞬間が何回かあって、まさにコロナのこの時期は狂気の沙汰だったと、美しいと思いたいんだけれども、 狂気の中に我々がいたよねという思いもあったので、そういう意味で組曲 くるみ割り人形 チャイコフスキーからその組曲というタイトルがいいんじゃないかなって思ったんです。そのタイトルのことを聞いてくださった方は洪さんが一番最初だったので、すごく嬉しいです 。
野心作の『Red』を完成された当時、コロナ禍のせいで世界の主要国際映画祭に出品するのに苦労された経験をお持ちです。 そのためでしょうか。『RED』以降はずっと「疫病に負けるな、希望を持とう」というメッセージを込めた作品を必死に作ってこられたような気がします。監督の見解はいかがでしょうか。
自分自身がコロナっていうことをよくわからなかったですし、自分自身もその自分の弱さをたくさん見ましたし、不安になっている人もたくさん見てきたので、なんとか小さな光でも手繰り寄せたいというか自分自身も見たいし、見てもらいたいという思いが強かったので、その中で作品作りをしようという風に思ってやってきたというのは大きいかもしれないですね。 あとやっぱり日本では映画というものが不要不急、つまり必要のないものだというような言われ方をしましたよね。例えばヨーロッパ、特にドイツ、韓国とは違って、日本では不要不急、いらないものであるという言い方をされたんですけれども、私はそうは思わないです.NHKの局員だった時に神戸の震災をドキュメンタリーで取材していたんですね。 その時に避難所の中で必要なものは、最初は当然食べ物、寝るスペース・生きるスペース、 次にいらないものを捨てる場所が必要になってくる。でもこの3つが揃ったときに何が必要かというと、皆さん大きく傷ついているんですよね。その中で何が必要かというと、やっぱり生きることが「楽しい」瞬間がある、別に「楽しい」ことばかりじゃない、「おいしい、美しい」、そういった生きることは肉体的に喜ばしいことなんだという感覚を取り戻すことはすごく重要なことだと思ったんですよね。それをなぜそう思えたかというと、避難所で避難されている方に映画を見ていただいたり、本を読んでいただいたり、漫才を聞いていただいたり、音楽を聞いていただいた時に、本当に表情が変わるんです。 実際に自分自身もあの時は被災していましたから、自分自身も映画はある種心の命綱になったというのを見てきたので、 私は確信として映画や芸術が不要不急ではないという風に信じています。そういう意味でも我々の映画で何かしら明日に繋がったり、少しエネルギーに繋がったり、世の中にはまだ美しいものがあるんだというようなことを思っていただけたらいいなっていうことを信じて作ってきたというのがあるので、洪さんがそういう風に思ってくださったのかもしれないですね。
もともとNHKのドキュメンタリーディレクターとして活躍され、早くから「ヒューマンドキュメンタリーの抜群の新鋭」と呼ばれていました。要は「伝統的な方式のドキュメンタリー」もいくらでも作れる能力を持っていらっしゃるということです。 あえてシネマベリテ(日本では馴染みがないので、半ドキュメンタリーという名称を使っていますが)という新しい表現の仕方に挑戦された理由を知りたいです。
大学を卒業してNHK に入って、最初にNHKスペシャル という番組の企画を通して老人と少年の文通を追いかけるドキュメンタリーを1年間追いかけて発表したんですけれども、その時は、おっしゃってくださったように伝統的なドキュメンタリーですよね。人間をそれを追いかけて紡いでいくということなんですけれども、今回シネマベリテの形式をやってみたのは、NHK 時代ドキュメンタリーをしていて、その後NHKを辞めて劇映画をやっていたんですね。
自分が劇映画を撮って、その先に作るドキュメンタリーとしては何がいいんだろうかと思った時に、やっぱりシネマベリテという形ですね。劇映画とドキュメンタリーを融合させた形ですね。自分の人生の中で元に戻るということは多分無理でしょうし、やっても意味がないことですので、劇映画を経験した自分が次にドキュメンタリーを撮った時に、シネマベリテという形式が一番望ましいのではないかと思いました。
撮影が非常にユニークな方法で行われたとお聞きしました。出演するキャストがそれぞれ映像を作って送ったということですが、「組曲」にもクリエイターはいるものですね。 皆様から送って頂いた映像をひとつの作品にしていくための構想が必ず存在したと思います。ご説明をお願いいたします。
それは自分の経験に基づいていて、 2020年4月7日に日本は緊急事態宣言が安倍政権から発出されたわけですけど、それから自分の5月の撮影が延期になって中止になったという出来事があって、1人自分の部屋の中にいた時にちょうど4月22日に誕生日を迎えるんです。これからのことだったり、今後映画が作れるのかどうか、果たして自分がどこまで生きられるのかどうかというようなことも全く見えない中で、夜眠れなかったんですよ。 そしたら明け方にどこからか女性の泣き声が聞こえてきて、最初は近くに住んでいる誰かなのかなと思いながら聞いていたんですけど、だんだんこの泣き声がこの地域の人たち全員の泣き声なんじゃないかなという風に聞こえてきて、だんだん日本に住んでる人たちみんなの泣き声なんじゃないかなと思えてきて、それが10分ぐらい続いたんで、だんだんこれは世界中の人の泣き声なんじゃないかなと思って、次にこれはもしかしたら自分の体内から聞こえる私の泣き声なんじゃないかなと思って、最後にはこれはもしかしたら地球の泣き声なんじゃないかなと思ったんですよね。その時に私は人間を愛おしく思ったし、人間がこのコロナの中でどういうことを感じたり、そこで生まれる感情に寄り添いたいなという欲求がすごく大きく出てきたんです。明け方に泣き声を聞くというシークエンス を主軸に、みんなの今抱えているものだったり、今悩んでいたり悲しんだりしていることをきちんと聞いてみようと思って、役者さんの人たちに声をかけて今どんなことを感じてますかとかどんなことありましたかみたいなことを聞いていって、 そしたらこういうところを撮っといてもらえませんかとか 、例えば旦那さんが撮ってくれませんかとか、こういう視点で撮ってもらえませんかということをお願いして撮っていただいたことがスタートですね。一方で、主軸にしたいと思っているこの泣き声を聞いた時に、みんなの中にどんな感情が生まれるのかというシーンに対しては、私が聞いた泣き声を松本まりかさんにやってもらって、それを役者さんたちに一発本番でイヤホンで聞いてもらって、どういう感情が生まれるかというのをそのまま撮っていくんです。なので、この映画のラストシーンは必ず泣き声を聞くところで終わるんだということを決めてスタートしました。
映画の導入部でクリームチーズの製作過程が詳しく紹介されています。私はこれを村上春樹的シーケンスと呼びたいです。孤独感を忘れるためにある行動に没頭しますが、結局読者(観客)はそれを見ながらいつからかさらに大きくなっていく孤独感と向き合うようになる、村上春樹のように必ずしもパスタやサンドイッチを作るわけではありませんが、そういう意味で『DIVOC-12』の『よろこびのうた Ode to Joy』に出てくる独居老人の主人公の体操シーンにも似ていると思います。監督のご意見はいかがでしょうか。
すごく嬉しかったのは、私が食べ物のことを表現する時と食べ物のことを文章に書く時というのは、必ず村上春樹作品を思い出していたので、この質問がすごく嬉しかったんですけど、食べ物を作るということだったり、『よろこびのうた Ode to Joy』の富司純子さん演じる女性が台所で歌いながら運動するシーンもそうですが、肉体的に生きていくことに直結していることなんですよね。それに没頭すると孤独から離れられるという認識の中でやり始めるんですけど、結果それが孤独感を増してしまうという。なので、冒頭に登場する荒野さんもクリームチーズを作って一人でいぶりがっこにのせて食べておいしいなという官能的な一瞬はあるわけですけど、その官能が過ぎ去った後は猛烈に誰かに会いたくなるという孤独感が強調される流れがすごく私も面白かったので、あえてあれは長く繋いでいるんですよね。クリームチーズを作る過程は非常に長く見せています。普通で言うと過程は短くしても全然いいんですけれども、あえてあれを長く見せることでその後にやってくる彼の孤独感みたいなものが強調されたらいいなという思いで、編集部と繋ぎました。
『ミセスㆍノイズィ』で外見のせいで「VILLAIN」という悔しい誤解を受ける主人公を熱演した大高洋子氏の演技が特に印象的でした。彼女とどのようなやりとりをしながら作品を作られたのかお聞きしたいです。
最初はリモートでどんなことが不安だったり、どんなことを感じたりしているのかということを聞いた時に、やっぱり主演の映画がきちん公開されていくのかどうかということだったので、それを日々の日常の中で撮ってくださいと最初に言いました。普通にスマホを置いて撮影するというやり方で撮ってきてくれたんですけれども、それがあまり上手く表現できているようには思えなかったんですよね。やっぱり役者さんなので本音を語るというよりも、どちらかというと演技をしている方向に見えたんですね。だからもっと自分をさらけ出したり、自分をオープンに見せられる人がカメラを回さないとダメなんだなと思った時に旦那さんがいらっしゃったので、旦那さんにカメラを回してもらってくださいと言って撮ってもらいました。非常に彼女の本音が出ながらいい表情が出たし、私も%%、企画して撮影まで4年から6年くらいかかっていたのに、撮影がなくなってしまって・・・みんな、ここまで努力してきた時間が長くあったわけです。私も30歳を過ぎてから助監督を始めたので、そういう意味では自分も身につまされる思いがあって、あのシーンが撮れてすごく良かったなと思っています。
注意深く見ると誰でもわかると思いますが、『東京組曲2020』には2020年当時を表現するさまざまな象徴が登場しています。 私はまさにこれによって『東京組曲2020』が単にシネマヴェリテというジャンル的形式の維持ではなく、新しい美学的試みまでを含む時代精神の映画としての地位を獲得すると思います。 監督のご意見はいかがでしょうか。
何か物が登場したりするというのは、 基本的にはシンボリックなものを表現しているという前提では撮っていますね。なぜそれをそこまで見せるのかということこそが作家性なのかなというのを信じているところはあるかもしれないですね。見ている方が心地いい時間は心地いいんですけど、引っかからない。引っかかりがあるとしたら、ちょっと長いなとかちょっと不快だなっていう何か違和感を感じるからシンボリックに見せられるので、その違和感をなんか感じるようになるべくシンボリックなものを入れています。
編集部も優秀だということだと思います。今回編集に木谷瑞さん加藤ひとみさんと2人入ってもらっていますが、 2人が注意深くそこに写っている人間だけでなくて、映り込んでいる工事現場の光だったり音も含めてですけど、そこに1つ1つ意味を見出しながら紡いでいってくれたのがすごく大きいと思います。彼女たちが作品を高めてくれてとてもありがたかったです。
時期が時期ですので、撮影当時に忘れられないエピソードも多かったと思います。ひとつだけご紹介していただけないでしょうか。
やっぱり最初の素材を全部見たときに、みんな役者という同じ仕事をしているわけじゃないですか、当然状況も違いますし生きている環境も違うのですが、こんなにも同じ時期を撮っていても違うものを感じているんだっていうことが分かった時に、誤解を恐れずに言うとしたら人間は本当に滑稽で愛おしいものなんだなと思いました。それはコロナ禍というある種の狂気の箱に入れられてしまった人間は本当に滑稽なんだけど、滑稽な中でも一生懸命生きようとして光を見いだそうとしている姿こそがその人間の尊い瞬間なんだなっていうのは、すごく編集のラッシュを見ながら感じました。
次回作の計画はありますか。
次回作は、船をモチーフにした心の傷と罪を見つめる映画です。女性たちが船に乗り、時間と場所から離れることにより、それぞれが抱える心の傷と罪が炙り出され、彼女らの悲しみと怒りの声が空間を超えて共鳴し合う・・・そんな物語の映画を制作中です。
パンデミック後のコロナ3部作と私は呼んでいますが、『よろこびのうた Ode to Joy』『IMPERIAL大阪堂島出入橋』『東京組曲2020』この3本を経た自分が劇映画をパーソナルなことを入れ込みながら作ったらなにが出てくるのかと思ったときに、やっぱり傷と罪と怒りと悲しみの先に見つけられる光とはどういう光なのか、それは何が運んでくるのかということですかね。
監督が紹介する『東京組曲2020』は、どのような映画ですか。
さっき言った言葉が一番しっくりくるかもしれないですけれども、やっぱり狂気という 箱の中に入れられた人間が見せる滑稽さと生きる力ですね。それを見てもらいたい映画 かもしれません。
韓国の観客へメッセージをお願いいたします(映画のことでなくても構いません)。
自分自身も韓国映画が大好きですし、いつか韓国で学びたいという気持ちもあるんですけど、今までの作品をずっと韓国の皆さんが見てくださっていて、やっぱりいろんな自分の人生の中の変遷がそのまま作品に表れている。言ってみれば人生とイコールみたいな作品を韓国の皆さんがともに見てきてくださったというのは、当然私としたら一緒に人生を過ごしてくださった皆様ですので、その人生を共に過ごしてくださった皆様がこの新作のコロナの3年前の緊急事態宣言の一番よく訳のわからなかった時代を見てくださって、 何を感じてくださるのかなというのはすごくお聞きしたい、楽しみにしているところですね。また日本特有なところもありますし、きっと韓国では、韓国の皆さんでしか経験しなかったこともありますよね。そのあたりもお聞き出来たらいいなと思っています。
(インタビュアー 洪相鉉)
洪相鉉(ほん・さんひょん)プロフィール-
韓国映画専門ウェブメディア「CoAR」運営委員。
全州国際映画祭ㆍ富川国際ファンタスティック映画祭アドバイザー
、高崎映画祭シニアプロデューサー。TBS主催DigCon6 Asia審査員。政治学と映像芸術学の修士学位を持ち、東京大留学。パリ経済学校と共同プロジェクトを行った清水研究室所属。「
CoAR」で連載中の日本映画人インタビューは韓国トップクラスの人気を誇る。
映画『東京組曲2020』予告編
[出演]
荒野哲朗 池田良 大高洋子 長田真英 加茂美穂子 小西貴大 小松広季 佐々木史帆 清野りな 田川恵美子 長谷川葉月 畠山智行 平山りの 舟木幸 辺見和行 松本晃実 宮﨑優里 八代真央 山口改 吉岡そんれい (五十音順)
松本まりか(声の出演)
[スタッフ]
監督:三島有紀子
音楽:田中拓人 撮影:出演者たち 今井孝博(JSC)山口改 編集:加藤ひとみ 木谷瑞
調音:浦田和治 録音:前田一穂 音響効果:大塚智子 タイトルデザイン:オザワミカ
配給:オムロ
製作:テアトル・ド・ポッシュ
twitter:@aTogether2020
ハシュタグ:#東京組曲2020 2023/日本/ドキュメンタリー/カラー/95分/アメリカン・ビスタ/5.1ch
レイティング:G
©️「東京組曲2020」フィルム パートナーズ