第 75 回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した『逆転のトライアングル』が、 2 月 23 日(木・祝)より TOHO シネマズ 日比谷他にて全国公開となります。
『フレンチアルプスで起きたこと』(14)で第67回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞を、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(17)で 第70回カンヌ国際映画祭最高賞であるパルムドールを受賞し、本作でカンヌ史上3人目の2作品連続パルムドール受賞という快挙を果たしたリューベン・オストルンド監督。
驚くべき人間観察眼とセンス抜群のブラックユーモアで、毎度観客を絶妙に気まずい気分にさせてくれるスウェーデンの鬼才が選んだ次なる標的は、豪華客船に乗る超絶セレブリティ達だ。そしてもちろん、問題を痛烈に炙り出す手腕は今作でも 絶好調!
<ファッション業界とルッキズム、そして現代階級社会>をテーマに私たちの価値観を見事にひっくり返す、世紀の大逆転エンタメがここに誕生!!主演は『キングスマン:ファースト・エージェント』のハリス・ディキンソンと、残念ながら本作が遺作となってしまったモデル出身のチャールビ・ディーン。フィリピンのベテラン女優ドリー・デ・レオンや名優ウディ・ハレルソンらも参加し、弱肉強食のサバイバル劇が繰り広げられる――!カンヌのみならず、先日の第**80回ゴールデングローブ賞では、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)と、助演女優賞(ドリー・デ・レオン)の2部門でノミネートを果たしており、この冬絶対に見逃せない注目の一作となっている。
そして、先ごろノミネートが発表された第95回アカデミー賞®では、作品賞、監督賞(リューベン・オストルンド)、脚本賞(リューベン・オストルンド)の3部門で見事ノミネートを果たしました!
オストルンド監督は『ザ・スクエア 思いやりの聖域』で同賞の外国語映画賞でノミネートの経験があるが、作品賞、監督賞、脚本賞へのノミネートは初めて。カンヌ国際映画祭の最高賞であるパルムドールと、アカデミー賞作品賞のダブル受賞という『パラサイト 半地下の家族』(19)に続く快挙を成しえるのか?!
リューベン・オストルンド <プロフィール>
1974年4月13日、スウェーデン生まれ。
長編デビュー作『The Guitar Mongoloid』(05)でモスクワ国際映画祭国際 映画批評家連盟賞を受賞。その後に手掛けた長編映画は、すべてカンヌ国際映画祭でプレミア上映されており、同映画祭 において2作連続でパルムドールを受賞した、史上3人目の監督。
短編映画『Incident by a Bank』(10)はベルリン国 際映画祭金熊賞を受賞。『プレイ』(11)ではスカンジナビア半島において最も重要な賞である北欧理事会映画賞を受賞 している。
第95回アカデミー賞授賞式は日本時間3月13日(月)に、米カリフォルニア州ロサンゼルス市ハリ ウッドのドルビー・シアターで開催されます。今後の続報にご期待ください!
映画『逆転のトライアングル』本予告
<STORY>
モデル・人気インフルエンサーのヤヤと、男性モデルカールのカップルは、招待を受け豪華客船クルーズの旅に。リッチでクセモノだらけな乗客がバケーションを満喫し、高額チップのためならどんな望みでも叶える客室乗務員が笑顔を振りまくゴージャスな世界。しかしある夜、船が難破。そのまま海賊に襲われ、彼らは無人島に流れ着く。食べ物も水もSNSもない極限状態で、ヒエラルキーの頂点に立ったのは、サバイバル能力抜群な船のトイレ清掃婦だった――。
監督:リューベン・オストルンド(『フレンチアルプスで起きたこと』、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』)
出演:ハリス・ディキンソン、チャールビ・ディーン、ドリー・デ・レオン、ウディ・ハレルソン 他
配給:ギャガ
Fredrik Wenzel © Plattform Produktion
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