2026年に50周年を迎える角川映画の名作の数々を、映像、音声、特典、全てのクオリティを追求した“究極にして最終形態”の商品仕様で4K UHD化する<角川映画UHDプロジェクト>。角川映画UHDの第1弾として、『戦国自衛隊』4Kデジタル修復 Ultra HD Blu-ray【HDR版】が10月28日(金)に発売となった。

画像1: © KADOKAWA 1979

© KADOKAWA 1979

UHDの発売を記念して、昨日10月31日(月)立川シネマシティにて、『戦国自衛隊』4K世界初上映イベントを開催。上映後に、県信彦一等陸士を演じた江藤潤と、オーディオビジュアルライターの酒井俊之氏による舞台挨拶が行われた。
奇しくも、『戦国自衛隊』UHDの発売日である10月28日に71歳の誕生日を迎えた江藤潤に、サプライズでお祝いの花束が贈られた。

【日程】10月31日(月)20:20~20:50 
【場所】立川シネマシティ
【登壇者】江藤潤(県信彦一等陸士役)、酒井俊之(オーディオビジュアルライター)

UHD発売記念『戦国自衛隊』4K世界初上映イベントが10月31日、東京・立川シネマシティで行われ、俳優の江藤潤、オーディオビジュアルライターの酒井俊之氏が登壇した。

2026年に50周年を迎える角川映画の名作の数々を、映像、音声、特典、すべてのクオリティを追求した“究極にして最終形態”の商品仕様で4K UHD化する『角川映画UHDプロジェクト』。その第1弾として『戦国自衛隊』4Kデジタル修復Ultra HD Blu-ray【HDR版】が10月28日に発売されたことを記念して、同イベントが開催された。

 本作で県信彦一等陸士役を演じた江藤は、劇場で4K版を見た感想を聞かれると「公開当時は、劇場で何度も観ましたが、久しぶりに大きいスクリーンで見ると、やはり迫力があって、音もいいですし、映像もクリアになっていて、びっくりしました」と語り、同じ質問に酒井氏は「私はスタジオで初号試写を見ましたが、映画館で観る『戦国自衛隊』の良さは独特のものがあるなと思いました。お客さんの背中越しにスクリーンがあり、初号試写とはまた違う感動がありました」と感想を語った。

画像1: 【日程】10月31日(月)20:20~20:50 【場所】立川シネマシティ 【登壇者】江藤潤(県信彦一等陸士役)、酒井俊之(オーディオビジュアルライター)

自衛隊の隊員を演じるにあたり、アクションの練習や訓練、役作りなどはどのように行ったのか質問された江藤は「クランクインする前に、砧の東宝の野原で、みんな自衛隊の衣装を着て、銃を持って、訓練したんです。訓練の教官が自衛隊上がりの年配の方で、ほふく前進とかいろんなことを、かなり本気になって教えるんですね。結局3日間くらい訓練して、ムッシュ(かまやつ)とかみんな、ヘトヘトになって帰ってきたんです。でも、いざクランクインしたら、一切習ったことをやらなかったんです。ただ“自衛隊はこういうものだ”ということを体感しただけで、スクリーンには反映されなかったですね(笑)」と明かして笑いを誘った。

県信彦というキャラクターを演じた感想を聞かれると「県だけ冷静沈着で、役作りをこうしようとは考えていませんでしたが、周りより色目が違うということで、なるべく興奮しないよう、セリフもゆっくり喋るよう、演じました」と振り返った。撮影時の思い出については「自衛隊が非全面協力だったので、まず戦車が制作されました。最初の撮影は、タイムスリップした海岸のシーンで、戦車がカメラの前で曲がりながら来るというのが監督の要望でしたが、戦車が完成したばかりでギアがうまく動かなくて、曲がろうとするとガクンとなって、動きがスムーズではない。そこで、撮影技師がレールを敷いて戦車に回り込んで撮影することで、戦車が回ったように見せたりしました。ヘリコプターも借りてきて、泥絵の具で塗ったりして、どれも手作りだったのが良かったです。今日改めて観て、“手作りっていいもんだな”と感じました」と感慨深げに語った。

画像2: © KADOKAWA 1979

© KADOKAWA 1979

さらに、同世代の共演者が多く、3か月にわたった撮影は、部活のようで楽しかったという江藤は、主人公の伊庭役を演じ、アクション監督も務めた千葉真一について聞かれると「千葉さんとは、この映画で初めて出会ったと思いますが、僕も精神が男の子で、千葉さんも主役を多く演じた俳優さんなのに、やっぱり男の子なんです。少年なんです。相方の夏八木(勲)さんも大人の少年で、千葉さんと夏八木さんの海辺のシーンを今日久しぶりに観て“二人のいい友情関係が出ているな”、“あの時そうだったな”って思い出しました」と懐かしんだ。

一方、反乱を起こす矢野役を演じた渡瀬恒彦とのエピソードを尋ねられると「恒さんはやんちゃで、現場でも寡黙で怖そうな人なのに、やっぱり恒さんも男の子なんです。だけど、東映で、千葉さんも、渡瀬さんも、それぞれ主役を演じた映画がたくさんあったので、当時の役割を考えていたんだと思いますが、恒さんはわりと、千葉さんとは距離を置いていて、撮影は、千葉さんを筆頭に合宿生活でしたが、恒さんだけは宿を他の所に取っていましたね」と明かし、江藤自身は渡瀬とプライベートでも親交が深かったそうで「撮影が終わると、千葉さんやみんなとの食事会が開かれて、僕はそこにいたかったけど、恒さんが1人、別の宿にいるので、恒さんのお付きの人が来て『渡瀬が呼んでおります』って言うんですよ。僕は和気あいあいとしている千葉さんたちの食事会にいたいけど、恒さんに言われたらしょうがないなと思って、何回も恒さんの所に行った覚えがあります」と語った。

イベントでは、『戦国自衛隊』UHDの発売日でもある10月28日に71歳の誕生日を迎えた江藤を、サプライズで祝福する一幕もあり、花束を受け取った江藤は、観客から大きな拍手を浴びた。

画像2: 【日程】10月31日(月)20:20~20:50 【場所】立川シネマシティ 【登壇者】江藤潤(県信彦一等陸士役)、酒井俊之(オーディオビジュアルライター)

昨日イベントが行われた立川シネマシティにて、11月26日(土)~12月2日(金)、『戦国自衛隊』4K極音上映が決定したことも発表。<角川映画UHDプロジェクト>では、『戦国自衛隊』を皮切りに、松田優作主演の『蘇える金狼』と『野獣死すべし』が12月23日発売、渡瀬恒彦主演の『化石の荒野』が来年1月27日に発売されるなど、今後も4K UHDの発売を予定している。

【STORY】
自衛隊の一個小隊が、大演習に参加するため、日本海沿岸の集合地点に向かっていた。突然、巨大な光の渦とともに異変が起こり、彼らは群雄割拠の戦国時代である400年前にタイムスリップしてしまう。そこで後の上杉謙信こと長尾平三景虎と出会った彼らは、景虎に協力し、近代兵器を使った戦術で戦国の世を勝ち進んでいくのだが…。

監督:斎藤光正 
原作:半村良 
脚本:鎌田敏夫 
撮影:伊佐山巌 
音楽:羽田健太郎 
アクション監督:千葉真一

出演:千葉真一 夏木勲(夏八木勲) 中康次 江藤潤 速水亮 にしきのあきら 三浦洋一 かまやつひろし 倉石功 高橋研 渡瀬恒彦 

1979年/本編138分/カラー/ビスタサイズ

<角川映画UHDプロジェクト概要>
2026年に50周年を迎える角川映画の名作の数々を、映像、音声、特典、全てのクオリティを追求した“究極にして最終形態”の商品仕様で4K UHD化!

『戦国自衛隊』4Kデジタル修復Ultra HD Blu-ray【HDR版】好評発売中

発売・販売:KADOKAWA
© KADOKAWA 1979

UHD発売記念11/26(土)~12/2(金)
立川シネマシティにて『戦国自衛隊』4K極音上映決定!

This article is a sponsored article by
''.