書店員を中心に各界のマンガ好きたちが、今もっとも人に推したい作品を選ぶ”マンガ大賞2022”で、大賞を受賞した「ダーウィン事変」。その作家 うめざわしゅんが約10年前に描いた短編集「一匹と九十九匹と」の一編「海の夜明けから真昼まで」の実写化がついに決定!
俳優、ミュージシャン、芸人、芸術家など、様々な分野の才人から注目され、圧倒的な存在感を放つ「俳優吉村界人」
今の日本映画界を牽引する監督を輩出してきた若手映画監督の登竜門田辺・弁慶映画祭。その第15回にて異例の「審査員特別賞」を受賞し、TV-CM、ドラマ、MVなど様々な映像作品を手がける「監督林隆行」
若き才能がタッグを組み、天才・うめざわしゅん氏のオムニバス集「一匹と九十九匹と」の一編「海の夜明けから真昼まで」を実写化!
現代社会に一石を投じる2人が紡ぐ意欲作、短編集「人間、この劇的なるもの」の第三章としてテアトル新宿、シネ・リーブル梅田にて上映される。
▼原作者・キャスト・監督コメント
「インコレクトな原作漫画が10年経って今どう実写化されるのかとても楽しみです。」
——— うめざわ しゅん
「小さな承認欲求を埋めるより何かを翻す様な表現にこの身を置いていたいと感じています。
だから満たされない気持ちを力ずくで表現に変えようとする監督の舟に乗りました。
この時代のイデオロギーを揺さぶれたら嬉しいです。」
——— 吉村 界人
「俳優 吉村界人は、現実でもスクリーンの中でも常にそこにいる。
そんな彼と一切嘘をつかず、見たい世界を追求した3本の映画を作りました。
関わってくれたスタッフや俳優部にも本当に感謝しています。
また、うめざわ先生の漫画がずっと大好きで、
今回先生の原作を映画化させていただけて本当に嬉しいです。
今この瞬間を生き抜く全ての人たちに届く作品になればと、切に願っております。」
———林 隆行
短編集「人間、この劇的なるもの」
第一章「情動」
第15回 田辺・弁慶映画祭「審査員特別賞」受賞作
新型ウイルスが蔓延し、未曾有の事態に陥った東京では、ロックダウンから3ヶ月が経とうとしていた。
突発的に日常が途絶えたことで、マモル(29)は、人間としての感情を徐々に失っていく…。
生きる理由も、死ぬ理由も失った青年の儚く光る人間物語。
出演:吉村界人/吉倉あおい/大津尋葵 他
第二章「そこにいようとおもう」
MIRRORLIAR FLIMS選出作
子供の頃からの幼馴染である学、健介、裕太の3人は、同級生・隆の葬式のため久しぶりに帰った地元で再会する。葬式の帰り、1台のタクシーで駅へ向かう3人。昔話で盛り上がる健介と裕太。
学は、どこか健介、裕太との会話に苛立ちを感じていた…。
青年から大人へ変わっていく中で揺れ動く学の心情を美しい情景とともに描く。
出演:吉村界人/須賀健太/和田颯(Da-iCE)/村田秀亮(とろサーモン)
第三章「海の夜明けから真昼まで」
マンガ大賞2022大賞受賞作家 うめざわしゅん原作
『一匹と九十九匹と』に収録される一編「海の夜明けから真昼まで」を映画化。
社会と自分に絶望し、生きる事を諦めた、ある男。
そのある男による監禁事件に巻き込まれた女子高生、麻衣。
暴力事件を起こして、居場所を失った麻衣の同級生、氏家。
都心から少し離れた小さな港町で起こった、1つの監禁事件をきっかけに、3人の歯車がゆっくりと動き出す。
生きづらさを抱える人々の、一歩踏み出す瞬間を描く。
出演:吉村界人 他
公式twitter:@ningen_gekiteki
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