日活が 1971 年に製作を開始した「日活ロマンポルノ」が、2021 年 11 月 20 日で生誕 50 周年を迎えました。
1 作目が封切られて以降、数々の名作が誕生し、昨年の第 78 回ヴェネツィア国際映画祭のクラシック部門(ヴェニス・ クラシックス)で『秘色情めす市場』が初選出されました。
日活は、これまで以上にロマンポルノ作品の多様性・エンタテインメント性・芸術性を訴求するために、ロマンポルノ 50 周年記念プロジェクトを実施しております。
プロジェ クトの一貫として、現代のさまざまな生き方や個性を応援する、時代の「今」を切り取った新企画「ROMAN PORNO NOW(ロマンポルノ・ナウ)」を立ち上げ、新作3本を製作いたしました。個性派の監督たちが、多彩なジャンルで女性の強さや美しさを描きます。
新作3作品の映像をいっきに紹介する予告編とポ スタービジュアルを解禁!!
今夏ぴったりのカラーがポップに目立つ秋公開に向けたポスタービジュアルもあわせて解禁された。ぜひ、映画館でチラシを手に取ってほしい。
解禁された予告編は、50 周年イヤーに相応しくお祭り感のあるアップテンポな音楽とともに始まり、次から次へと映し出される映像には、3作品のキラーカットが収められている。松居大悟がリアルな男女の関係を描いた『手』は、さわ子(福永朱梨)と森(金子大地) が、隣の同僚を気にしつつも足元でこっそりじゃれあう姿や、2 人だけに流れる甘いひとときが切り取られている。SM をコメディタッチに昇華させた白石晃士の『愛してる!』は、 主人公のミサ(川瀬知佐子)が女王様カノン(鳥之海凪紗)に縄で縛られながら、鋭い眼差しを向けられている。大人の女性を艶めかしく映し出す金子修介の『百合の雨音』は、葉月 (小宮一葉)と栞(花澄)が一線を越えてしまい戸惑いながら激しく求めあう表情にも注目。 それぞれの作品をまとめて楽しめる予告編だ。
ロマンポルノ・ナウ 共通予告
【第1弾】
タイトル:『手』
公開日: 9 月 16 日(金)全国順次公開
監督:松居大悟
脚本:舘そらみ
原作:山崎ナオコーラ「手」(『お父さん大好き』文春文庫)
出演:福永朱梨、金子大地
あらすじ:おじさんの写真を撮っては、コレクションするのが趣味のさわ子。これまで付き合ってきた男性はいつも年上ばかりなのに、父とはなんだか上手く話せずギクシャクしていた。そんな時、同年代の同僚・森との距離が縮まっていくにつれて、さわ子の心にも徐々に変化が訪れる―――。
【第2弾】
タイトル:『愛してる!』
公開日: 9 月 30日(金)全国順次公開
監督・脚本:白石晃士
脚本:谷口恒平
出演:川瀬知佐子、鳥之海凪紗、乙葉あい
あらすじ:ドキュメンタリーの密着取材を受ける地下アイドルのミサは、SM ラウンジ“H”のオーナーから、素質 を見込まれ女王様としてスカウトされる。困惑するミサだったが、人気女王様・カノンとの出会いで、知らなか った快感に目覚める。そして、アイドルと SM の世界を駆け上がろうと決意をするが・・・。
【第3弾】
タイトル:『百合の雨音』(ヨミ:ゆりのあまおと)
公開日: 10 月 14 日(金)全国順次公開
監督:金子修介
脚本:高橋美幸
出演:小宮一葉、花澄
あらすじ:過去のトラウマから恋愛に臆病になっている葉月は、憧れの上司・栞に秘かに想いを寄せている。一 方、凛とした佇まいの栞もまた、夫との関係に思い悩んでいた。ある大雨の晩、お互いの心の隙間を埋めるかの ように身体を寄せ合い一線を越えてしまうふたりだが・・・。
「ROMAN PORNO NOW」全作品を堪能できる記念グラス付きムビチケ前売券(カード)が発売!
7月1日(金)より特典付きムビチケカード(3回券)がメイジャー通販サイト、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか一部の上映劇場にて販売開始される。
ムビチケカードの購入特典は、ロマンポルノ50周年を記念した数 量限定グラス。ロマンポルノ製作が始まった 1971 年当時の日活ロゴと「ROMAN PORNO 50th ANNIVERSARY」 ロゴが印字された、貴重なグラスになっている。
ぜひ、このグラスでロマンポルノ50周年の祝杯をあげてもらいたい。さらに、ムビチケのサイトからは、各作品のムビチケ前売券(オンライン)も購入可能。
※ムビチケカード(3回券)は、1 枚で 3 作品のうちお好きな作品を 3 回鑑賞可能
今後の続報にもご期待ください!
配給:日活
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