不条理な社会でもがく人々を撮り続けてきた
フィリピンの社会派監督ブリランテ・メンドーサと
国際派俳優、尚玄が挑む感動の実話『義足のボクサー GENSAN PUNCH』

『キナタイ-マニラ・アンダーグラウンド-』(09)で第62回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞、『ローサは密告された』(16) など、不条理な社会でもがきながら懸命に生きる人々を撮り続けてきたフィリピンの名匠ブリランテ・メンドーサ。
社会派監督の最新作は、義足のために日本でのプロボクシングライセンスが取得できず、フィリピンに渡りプロボクサーを目指した実話を基に、夢をあきらめない若者を描く感動の物語。

画像1: ©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

『義足のボクサー GENSAN PUNCH』場面写真一挙解禁!

国際派俳優として活躍する尚玄を始め、
フィリピンの俳優が演じるキャラクターたちが織りなす感動ドラマ!

ブリランテ・メンドーサ監督は、初長編監督作品『マニラ・デイドリーム』(05)がロカルノ国際映画祭のビデオ部門金豹賞を受賞し、世界に名を馳せた。続く『キナタイ─マニラ・アンダーグラウンド─』(09)で第62回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞、フィリピン映画界を代表する社会派監督となった。
 メンドーサ監督の最新作は、沖縄からフィリピンへと向かった“義足のボクサー”の実話を基に、夢を諦めずに挑戦を続ける若者を描く感動ドラマだ。

沖縄で母親と2人で暮らす津山尚生(尚玄)は、幼少期に右膝下を失った義足のボクサーでありながらもプロボクサーを目指し日々邁進している。実力の確かな尚生は、日本ボクシング委員会にプロライセンスを申請するが身体条件の規定に沿わないとして却下されてしまう。
それでも夢をあきらめきれない尚生は、プロを目指すボクシング大会で3戦全勝すればプロライセンスを取得でき、さらに義足の尚生も毎試合前にメディカルチェックを受ければ同じ条件で挑戦できるフィリピンで夢への第一歩を踏み出す---

 解禁された場面写真では、フィリピンでハードな練習をこなし、試合に挑む尚生の姿がとらえている。“義足“でありながらも、特別なことは何もない。健常者相手に引きを取らない戦いを見せ、毅然とリングに立つ。相手に足を踏まれて倒れ込み、激痛を感じてリングで義足に手を当てる痛々しい姿は鮮烈だ。

画像2: ©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

画像3: ©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

画像4: ©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

 フィリピンが誇る名バイプレーヤー、 ロニー・ラザロがトレーナーのルディを演じ、尚生がプロライセンスを獲得するために、必死に日本ボクシング委員会に訴える姿には2人の強い絆がある。他にも、フィリピンの国民的女優であるビューティー・ゴンザレスがオーナーの娘であるメリッサを演じ、尚生と一緒に美しい浜辺で過ごす姿や食事をする場面も映し出されている。
また尚生の母親を演じた南果歩が、沖縄の浜辺で幼少期の尚生に笑顔に降り注ぐ姿も。とある一枚では、少年の右足が既に義足であることも伺える。
夢をあきらめずにフィリピンで挑戦し続ける尚生の姿は、新たな感動ドラマの誕生を予感させる。

画像5: ©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

画像6: ©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

<キャスト紹介>

尚玄 Shogen 
(津山尚生役)2004年、戦後の沖縄を描いた映画『ハブと拳骨』でデビュー。三線弾きの主役を演じ、第20回東京国際映画祭コンペティション部門にノミネートされる。その後も映画を中心に活動するが、2008年NYで出逢ったリアリズム演劇に感銘を受け、本格的にNYで芝居を学ぶことを決意し渡米。現在は日本を拠点に邦画だけでなく海外の作品にも多数出演している。近年の出演作に『ココロ、オドル』(19)、『Come & Go』(21)、『JOINT』(21)など。今後『Sexual Drive』(22)、『DECEMBER』(23)の公開を控えている。

画像1: ブリランテ・メンドーサ監督 × 国際派俳優、尚玄が挑む感動の実話『義足のボクサー GENSAN PUNCH』より沖縄からフィリピンへー  国際的俳優陣が集った場面写真一挙公開!
画像2: ブリランテ・メンドーサ監督 × 国際派俳優、尚玄が挑む感動の実話『義足のボクサー GENSAN PUNCH』より沖縄からフィリピンへー  国際的俳優陣が集った場面写真一挙公開!

ロニー・ラザロ Ronnie Lazaro (ルディ役)
フィリピン、ネグロス島出身。俳優業のほかにも、プロデューサー、キャスティングディレクター、アートディレクターとしての顔を持つ。最初の活動の場は舞台で、22歳にして共同演出を手掛けるなど活躍。映画俳優としても国内のみならず国際作品にも多く出演している。『Affliction』(08/未)では、フィリピンの映画批評家協会賞であるガワッド・ウリアン賞で主演男優賞を受賞。本賞では、7度ノミネートされており、フィリピンが誇る名バイプレーヤーのひとりである。

画像3: ブリランテ・メンドーサ監督 × 国際派俳優、尚玄が挑む感動の実話『義足のボクサー GENSAN PUNCH』より沖縄からフィリピンへー  国際的俳優陣が集った場面写真一挙公開!

ビューティー・ゴンザレス Beauty Gonzales (メリッサ役)
フィリピン、ネグロス島出身。2006年にセブ島を中心とする中央ビサヤ地方のミスコンで優勝。2008年にフィリピンの国民的リアリティーショー「ピノイビッグブラザー」で人気を博し、テレビと映画で活躍し始める。主にロマンティックドラマに出演し、フィリピンの国民的女優となった。
またInstagramのフォロワー数は346万人にも及ぶ。

南果歩 Kaho Minami (尚生の母親役)
1984年、短大在学中に映画『伽椰子のために』のヒロインオーディションに応募、主役に抜擢されてデビュー。1990年にエランドール賞、1989年に「夢見通りの人々」でブルーリボン映画賞最優秀助演女優賞、2005年『お父さんのバックドロップ』で高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞。
近年の主な出演作に、【舞台】『あの出来事』(19)、『オイディプスREXXX』『パーマ屋スミレ』(16)、「モリースウィーニー」 映画】『脳天パラダイス』(20)、『Oh Lucy!」「Masterless」【ドラマ】『定年女子」大河ドラマ『麒麟が来る』(NHK・20)朝ドラ「梅ちゃん先生」など、そして『PACHINKO』(AppleTV・22)が全世界に配信中。2022年に『MISS OSAKA』の公開が控えている。エッセイ『乙女オバさん』(小学館)が発売中。

画像4: ブリランテ・メンドーサ監督 × 国際派俳優、尚玄が挑む感動の実話『義足のボクサー GENSAN PUNCH』より沖縄からフィリピンへー  国際的俳優陣が集った場面写真一挙公開!

監督:ブリランテ・メンドーサ 
プロデューサー:山下貴裕、クリスマ・マクラン・ファジャード、尚玄

出演:尚玄、ロニー・ラザロ、ビューティー・ゴンザレス、南果歩  
2021/ビスタ/5.1ch/110分/原題:GENSAN PUNCH

©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

5月27日(金)沖縄先行 6月3日(金)TOHOシネマズ日比谷にて先行公開
6月10日(金)全国公開

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