世界中の映画祭で喝采を浴びたドキュメンタリー!

第36回サンダンス映画祭でお披露目されたのをきっかけに、批評家たちの間で 〝異彩を放つドキュメンタリー”として瞬く間に話題となり、第73回カンヌ国際映画祭、第45回トロント国際映画祭ほか、テルライド、ニューヨーク、テッサロニキ、トリノ、サン・セバスティアン、台北......など数々の海外映画祭で公式選出・正式上映された映画『白いトリュフの宿る森』。
その評価は高く合計20部門にノミネートされた他、史上初の快挙となる第73回<全米監督協会賞>と第35回<全米撮影監督協会賞>の同年同時受賞を果たし、さらにアカデミー賞の前哨戦のひとつと して知られる第92回<ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞>TOP5ドキュメンタリーにも選出された。

第73回 全米監督協会賞 ドキュメンタリー映画監督賞受賞
第35回 全米撮影監督協会 ドキュメンタリー賞受賞
第92回 ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 TOP5ドキュメンタリー
<サンダンス映画祭><カンヌ国際映画祭><トロント国際映画祭>ほか、30の映画祭で正式上映

この度、『君の名前で僕を呼んで』監督のルカ・グァダニーノが製作総指揮を務め、世界中の映画祭で喝采を浴びた本作が、2月18日(金)に日本公開。さまざまな分野の著名人から絶賛のコメントが到着した。

北イタリア ピエモンテ州
夜な夜なおじいさん達が、引き寄せられるように出かけていく不思議な森がありました。
<白トリュフ>に隠された、まるでおとぎ話のような、実在する世界。

画像1: (c)2020 GO GIGI GO PRODUCTIONS, LLC

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世界で最も希少で高価な食材、アルバ産<白トリュフ>。その名産地である北イタリア、ピエモンテ州で、写真家のマイケル・ドウェックは、夜になると森に<白トリュフ>を探しに出てくる、まるで妖精のようなおじいさんたちがいる……というささやかな言い伝えを耳にしたことから、本作の映画製作は始まった。
栽培は行われず、どのように、なぜそこに育つのか解明されていない<白トリュフ>。危険のつきまとう森の奥深く、老人たちは犬と共に、まるで宝探しを愉しむように、何世代にも伝わる伝統的な方法で<白トリュフ>を探し出す。
ドウェックは約3年間にわたり彼らの生活に入り込み、信頼関係を得たうえで貴重な撮影に成功。そこに映し出されるのは、彼らの大地に寄り添い、時の流れが止まったような、純粋で、美しい暮らしだった。

画像4: (c)2020 GO GIGI GO PRODUCTIONS, LLC

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この度、日本を代表するイタリア料理会の巨匠たちをはじめ、料理研究家、動物写真家、映画監督から天然食材ハンターまで、 各分野で活躍する著名人から映画への絶賛の声が寄せられた。

イタリア料理の先駆者と言われる落合務シェフ(「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」オーナーシェフ)は、「我々には計り知れない深い人間模様があるコトを、この映画を観て感じました。白トリュフ料理との取り組み方を考えさせられた。」 とコメント。さらに片岡護シェフ (「リストランテアルポルト」オーナーシェフ)も、「華やかな香りからは想像もつかない、予想以上にシビアな事実に驚く
とともに、白トリュフがより貴重なものに感じられました。」と、最高級材食材<白トリュフ>に隠された一面について、シェフならではの目線で言及した。さらに日髙良実シェフ(「リストランテ アクアパッツァ」オーナーシェフ)、料理研究家の土井善晴など錚々たる匠たちも絶賛。

加えて、NHK「岩合光昭の世界ネコ歩き」や 2019 年公開映画『ねことじいちゃん』の監督も務めた、動物写真家の岩合光昭は「イヌ はヒトを信じ、ヒトもイヌを信じる。上も下もなく特別な相棒になれたとき、白トリュフを手にする。この上なく尊くて、この上なく芳香な映画。」と、トリュフを探す老人と犬の深い絆に言及。また『かもめ食堂』(2006)、『めがね』(2007)などのヒット作を手掛け、最新作『川っぺりムコリッタ』の公開も控える映画監督の荻上直子は「可笑しなじいさんと愛すべき犬。」と表現し、映画の、時に可笑しくおとぎ話のような世界観について絶賛のコメントを寄せた。

<著名人コメント> (五十音順)

◆岩合光昭(動物写真家)

イヌはヒトを信じ、ヒトもイヌを信じる。 上も下もなく特別な相棒になれたとき、白トリュフを手にする。 この上なく尊くて、この上なく芳香な映画。

◆荻上直子(映画監督)

可笑しなじいさんと愛すべき犬。
トリュフに取り憑かれ森の中。 世界から取り残されたのではなく、シレッと逃げ切り、そこだけすっぽり、おとぎ話が続いている。

◆落合務(「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」オーナーシェフ)

秋になると我々もお客様も白トリュフを心待ちにしています。 その背景には我々には計り知れない深い人間模様があるコトを、この映画を観て感じました。 地球環境も変化し、後継者問題もあり今後の白トリュフ料理との取り組み方をシッカリと考えさせられました。

◆片岡護(「リストランテ アルポルト」オーナーシェフ)

白トリュフは誰もが知る最高級食材。
これまで 50 年以上料理をしているのに、今回どうやって私の手元まで届いているのかを初めて知りました。 華やかな香りからは想像もつかない、予想以上にシビアな事実に驚くとともに、白トリュフがより貴重なものに感じられました。

◆谷田圭太(天然食材ハンター)

世の中にはトリュフの出る場所、採り方をどうにかして暴こうと考える人が沢山いる。 白いトリュフは誰かに教わってとるものではなく、自分で探して自然と山々に感謝し、敬意を払って見つけるもの。 誰にも教えずひっそりと眠ってて良いんだとお爺さんは思っていると思う。 この先も受け継がれる伝統として残ってほしい。

◆玉置標本(アウトドア系ライター)

その土地に生まれ、その食文化を愛しているから、そこに価値を見出せる。 老人扱いされる年齢になっても、夜の森を彷徨ってまで探したい宝物のある人生が羨ましい。 個性的なトリュフハンター達の姿に、近い未来の自分を重ねていた。

◆土井善晴(料理研究家)

神の贈り物であるトリュフ 人間と犬はこれほど一つになれるのだ。 共に食べ、暮らし、神化したトリュフを求めて山を歩く。 巡礼者のような犬と人間の営み。 人間と森の幸福の秘密に耳を澄ませろ。 この映画は、観るものに小さな声でそれを教えてくれている。

◆中村孝則(コラムニスト/「世界ベストレストラン 50」日本評議委員長)

想像以上。いやあ、素晴らしかった。 実際にレストランで白トリュフの香りを楽しむ以上に、白トリュフが薫り、 私が今まで味わった白トリュフが霞んでしまうほど、芳しい映画。

◆日髙良実(「リストランテ アクアパッツァ」オーナーシェフ)

魅惑の食材「白トリュフ」。 その華やかさの裏にはそれを取り巻く人達と犬とのドラマが隠されていた。 ピエモンテ州ランゲ地方を舞台に、素晴らしい映像が多くのストーリーを語りかけて行く。 "静寂"と"躍動"この映画には不思議な魅力がある!!

画像7: (c)2020 GO GIGI GO PRODUCTIONS, LLC

(c)2020 GO GIGI GO PRODUCTIONS, LLC

・原題:The Truffle Hunters
・製作年:2020
・製作国:イタリア/アメリカ/ギリシャ
・日本公開表記: 2 月 18 日(金)
監督:マイケル・ドウェック、グレゴリー・カーショウ
・製作総指揮:ルカ・グァダニーノ(『君の名前で僕を呼んで』監督)ほか
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※詳しくは映画公式サイトをご覧ください。

Bunkamura ル・シネマ他、2月18日(金)ロードショー!

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