横浜ジャック&ベティ30周年企画映画『誰かの花』
が、2021年12月18日(土)~12月24日(金)横浜ジャック&ベティ先行上映、2022年1月29日(土)より横浜ジャック&ベティ、ユーロスペースほか全国順次公開いたします。
この度、新ビジュアルと特別動画が到着いたしました。
「忘れたい過去と隠したい今が交差する」
今回の新ビジュアルでは、カトウシンスケ、吉行和子、高橋長英、和田光沙、村上穂乃佳、篠原篤、太田流星のキャラクター別ビジュアル7種が解禁。
団地のベランダから落ちた植木鉢の事故をめぐる偽りと真実の数々を描いた本作。不慮の事故が起きた時、被害者と加害者の心に浮かぶ想いとは?葛藤を続ける登場人物たち一人一人のすがたを見つめた新ビジュアルが完成しました。
また、12月より「特別動画『誰かの花』出演者コメント(全6回)」を不定期にて公式サイトにアップ。その第一弾として〈吉行和子編〉が12月3日に公開となります。
「とにかく、笑って」「辛い想いをしたからこそ、もっと力をつけて、生きて行こうというふうに思いながら演じました」(吉行和子)。
その他、カトウシンスケ、高橋長英、和田光沙、村上穂乃佳、篠原篤による特別動画を順次公開予定です。
『誰かの花』出演者コメント映像|吉行和子|
『誰かの花』はいよいよ12月18日(土)~24日(金)に横浜ジャック&ベティにて一週間限定の先行上映がスタート。前売り券はジャック&ベティ、ユーロスペースにて発売中。特典として特製トートバッグが数量限定でついてきます。
かつて映画の街であった横浜。 30周年を迎えるシネマ・ジャック&ベティ
本作『誰かの花』は横浜のミニシアタージャック&ベティ30周年に向けて企画・製作された。出演は、カトウシンスケ(『ケンとカズ』⼩路紘史監督)をはじめ、吉⾏和⼦(『東京家族』⼭⽥洋次監督)、⾼橋⻑英(『それでもボクはやってない』周防正⾏監督)の他、和⽥光沙、テイ⿓進、篠原篤など実⼒派俳優、若⼿俳優・村上穂乃佳、横浜に縁の深い⼤⽯吾朗、渡辺梓、寉岡萌希、堀春菜、笠松七海らがジャック&ベティ30周年映画に集結した。本格的な映画出演がはじめての⼦役・太⽥琉星は素晴らしい演技⼒をみせている。
監督に起用されたのは、長編2作目となる奥田裕介監督。前作『世界を変えなかった不確かな罪』(2017年)はコアな映画ファンを中心に高い評価を受けている。横浜出身の監督ならではの視点で、そこに住まう人と心を真摯に捉え丁寧に描いた物語となっている。
『誰かの花』予告編
[STORY]
鉄工所で働く孝秋(カトウシンスケ)は、薄れゆく記憶の中で徘徊する父・忠義(高橋長英)とそんな父に振り回される母・マチ(吉行和子)のことが気がかりで、実家の団地を訪れる。しかし忠義は、数年前に死んだ孝秋の兄と区別がつかないのか、彼を見てもただぼんやりと頷くだけであった。
強風吹き荒れるある日、事故が起こる。団地のベランダから落ちた植木鉢が住民に直撃し、救急車やパトカーが駆けつける騒動となったのだ。父の安否を心配して慌てた孝秋であったが、忠義は何事もなかったかのように自宅にいた。だがベランダの窓は開き、忠義の手袋には土が…。一転して父への疑いを募らせていく孝秋。
「誰かの花」をめぐり繰り広げられる偽りと真実の数々。それらが亡き兄の記憶と交差した時、孝秋が見つけたひとつの〈答え〉とは。
カトウシンスケ 吉行和子 高橋長英 和田光沙 村上穂乃佳 篠原篤 太田琉星
大石吾朗 テイ龍進 渡辺梓 加藤満 寉岡萌希 富岡英里子 堀春菜 笠松七海
脚本・監督:奥田裕介
撮影:野口高遠|照明:高橋清隆|録音:高島良太|衣装:大友良介|ヘアメイク:ayadonald 大久保里奈
制作:佐直輝尚|助監督:松村慎也 小林尚希 高野悟志|音楽:伴正人|整音:東遼太郎
エクゼクティブプロデューサー:大石暢 加藤敦史 村岡高幸 梶原俊幸
プロデューサー:飯塚冬酒
製作:横浜シネマ・ジャック&ベティ30周年企画映画製作委員会
宣伝・配給:GACHINKO Film
2021年|日本|115分|5.1ch|アメリカンビスタ