主演:松山ケンイチ(『聖の青春』)、ムロツヨシ、満島ひかり、吉岡秀隆による共演、『かもめ食堂』『彼らが本気で編むときは、』の荻上直子監督によるオリジナル脚本作品『川っぺりムコリッタ』は11月3日 (水・祝)全国ロードショーです。

昨年9月上旬より10月上旬にかけ富山にて撮影を行った本作は、「ひっそりと暮らしたい」と無一文のような状態でハイツムコリッタに引っ越してきた孤独な男・山田(松山ケンイチ)と、山田に対して距離感が近い隣の部屋の住人・島田(ムロツヨシ)、夫に先立たれた大家の南(満島ひかり)、墓石の販売員の溝口(吉岡秀隆)といった様々な事情を抱えた住人たちが暮らすハイツムコリッタを舞台に、人と人のつながりにある幸せとユーモ アを描く、誰かとご飯を食べたくなるハッピームービーです。

この度、荻上直子監督によるオリジナル脚本作品『川っぺリムコリッタ』が10月6日〜10月15日(現地時間)で開催が予定されている第26回釜山国際映画祭「A Window on Asian Cinema」部門に選出され、キム・ ジソク・アワードのノミネート作品としてワールドプレミア上映されることが決定しました。

『かもめ食堂』荻上直子最新作が贈る「おいしい食」と「心をほぐす幸せ」。
松山ケンイチ×ムロツヨシ×満島ひかり×吉岡秀隆、豪華キャストがぞろい!

荻上監督といえば、日本中でブームとなった『かもめ食堂』の大ヒット以降、2017年、トランスジェンダーの女性が主人公の前作『彼らが本気で編むときは、』が、日本映画初のベルリン国際映画祭テディ審査員特別賞他、多くの国際映画祭受賞を果たしてきました。本作は、そんな国内外で高い評価を受けてきた荻上直子監督による完全オリジナル脚本作品となります。荻上ワールドおなじみの「おいしい食」と共にある、ささやかな幸せの瞬間に包まれるユーモア溢れる物語です。
※ムコリッタ(牟呼栗多):仏教の時間の単位のひとつ、1/30日=48分

画像: ©︎ 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会

©︎ 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会

韓国・釜山国際映画祭は、1996年より続くアジア最大の映画祭。これまでも多くの日本映画が出品されており、昨年も、『朝が来る』(河瀨直美監督)、『スパイの妻』(黒沢清監督)、『生きちゃった』(石井裕也監督)、 『空に住む』(青山真治監督)、『おらおらでひとりいぐも』(沖田修一監督)、『ジョゼと虎と魚たち』(タムラコ ータロー監督)などが上映されました。

今回本作が正式出品された「A Window on Asian Cinema」部門は、さまざまな視点とスタイルを持つ、アジアが誇る才能豊かな映画監督たちの優れた作品を紹介する部門です。キム・ジソク・アワードは本部門から7本がノミネーションとして選出され、現代の世相を反映する最も魅力的な2作品に与えられます。

映画祭では、イラン人監督のレザ・ミルキャリミ氏を審査員長に任命し、他の2名の審査員として、カザフスタンの映画評論家でトゥラン大学教授のグルナラ・アビケエバ氏と、韓国の映画評論家で雑誌「CINE21」の 編集委員であるキム・ヘーリー氏を任命しました。受賞者2名は、10月15日(金)に開催される第26回釜山国際映画祭のクロージングセレモニーで発表されます!

STORY
築 50 年のハイツムコリッタで暮らし始めた孤独な青年・山田。 底抜けに明るい住人たちに出会い、ささやかな幸せに包まれていく。 山田(松山ケンイチ)は、北陸の小さな街で、小さな塩辛工場で働き口を見つけ、社長から紹介された「ハイツムコリッタ」という古い安アパートで暮らし始める。無一文に近い状態でやってきた山田のささやかな楽しみは、風呂上がりの良く冷えた牛乳。そして、お米が買える給料日を心から待ち望んでいた。ある日、隣の部屋の住人・島田(ムロツヨシ)が風呂を貸してほしいと上がり込んできた日から、山田の静かな日々は一変する。 できるだけ人と関わらず、ひっそりと生きたいと思っていた山田だったが、夫を亡くした大家の南(満島ひかり)、 息子と二人暮らしで墓石を販売する溝口(吉岡秀隆)といった、なぜだかハイツムコリッタの住人たちと関わりを持ってしまい...。一緒にご飯を食べたり、笑ったり、そんな楽しい日々の中、ある日山田が北陸の町にやってきた「秘密」を住人たちに知られてしまい―。

松山ケンイチ
ムロツヨシ 満島ひかり
江口のりこ 黒田大輔 知久寿焼 北村光授 松島羽那
柄本 佑 田中美佐子/薬師丸ひろ子
笹野高史/緒形直人
吉岡秀隆

監督・脚本:荻上直子
音楽:パスカルズ 原作:荻上直子「川っぺりムコリッタ」(講談社)
製作:堀内大示 五老剛 多湖慎一 中西一雄 益田祐美子 亀山暢央 竹内力 五十嵐淳之 鈴木貴幸 川村岬 中西修 駒澤信雄
企画プロデュース:水上繁雄 飯田雅裕 プロデューサー:野副亮子 永井拓郎 堀慎太郎 共同プロデューサー:成瀬保則 神保友香 撮影監督:安藤広樹 照明:重黒木誠 録音:池田雅樹 美術:富田麻友美 装飾:山﨑悠里 スタイリスト:堀越絹衣 衣裳:村上利香 ヘアメイク:須田理恵 編集:普嶋信一
VFX: 古橋由衣 整音:瀬川徹夫 音響効果:大河原将 フードスタイリスト:飯島奈美 スクリプター:天池芳美 助監督:藤森圭太郎 制作担当:鳥越道昭
協賛:キタノ住建 メディアスタッフビジョン 山栄
助成:文化庁文化芸術振興費補助金 (映画創造活動支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
製作幹事:KADOKAWA 朝日新聞社
制作プロダクション:RIKIプロジェクト
宣伝協力:シンカ
配給:KADOKAWA

『川っぺりムコリッタ』製作委員会
(KADOKAWA 朝日新聞社 メ~テレ カルチュア・エンタテインメント 平成プロジェクト basil RIKIプロジェクト ムービーウォーカー Filmarks ねこじゃらし 富山テレビ放送 北日本新聞社)

©︎ 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会

2021 年 11 月 3 日(水・祝)全国ロードショー

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