国民的俳優・渥美清(1996年8月4日没:享年68)の没後25年にあたる今年、渥美清さんの本当の魅力を堪能していただく特集上映が横浜シネマネットワークの主催により横浜シネマリンで開催されます。
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意外と知られていない寅さん以外の豊富な出演群の中から、視聴が困難でソフト化もされていない傑作『父子草』と『ブワナ・トシの歌』の2作品。そして、人気の寅さんシリーズからもう1 作品『男はつらいよ 純情篇』。更にプラスして、「男はつらいよ」シリーズ全作浪曲化に挑戦中の浪曲師玉川太福さんが唸る『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』をセットにしてお届けする企画です。
![画像: 渥美清 没後25年特集上映が横浜で開催!「ご存知!寅さんと知られざる傑作 喜劇役者 渥美清の三つの顔!!+浪曲」ソフト化もされていない傑作2作品も上映!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781437/rc/2021/09/04/b17ee23f764eabd5ab69c97729d98c2c5396892e_xlarge.jpg)
<上映作品>
9月18日(土)、9月19(日)、9月22日(水)の15時00分~
『父子草』
(1967年/モノクロ/85分/35ミリ/配給:東宝)
![画像1: ©︎東宝](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781437/rc/2021/09/04/e42891417982f2ad3e7f04d588df6a81761804b2_xlarge.jpg)
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監督:丸山誠治/脚本:木下惠介
出演:渥美清、淡路恵子、石立鉄男、星由里子
![画像2: ©︎東宝](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781437/rc/2021/09/04/0caa0cd82d85729c5611ae7c01653580ec670a15_xlarge.jpg)
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(解説)ガード下におでん屋を出している竹子(淡路恵子)は、初老に近い土工風の男平井義太郎(渥美清)の、 どこか淋し気でいて、鼻ッぱしらの強い、気ップのよさに興味を持っていた。或る日、常連の若い客、西村茂(石 立鉄男)と義太郎は、些細なことから喧嘩になったが、若い西村に敵うはずはなかった。それから、毎晩、西村に 相撲で挑戦する義太郎だったが...。 テレビドラマ『泣いてたまるか』を見た、木下惠介監督が渥美清のために企画した知られざる作品。
![画像3: ©︎東宝](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781437/rc/2021/09/04/bea2df8fbcab0d581fcb2c905f12d65fec5c6ae1_xlarge.jpg)
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9月18日(土)の上映後にトークイベント開催。
テーマ:『天才俳優・渥美清の"寅さん"前夜』 登壇者:佐藤利明(娯楽映画研究家)
9月20日(月・祝)、9月21(火)、9月23日(木・祝)の15時00分~
『ブワナ・トシの歌』
(1965年/カラー/99分/35ミリ/配給:東宝)
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原作:片寄俊秀
監督:羽仁進
脚本:羽仁進、清水邦夫
音楽:武満徹
出演:渥美清、下元勉
![画像5: ©︎東宝](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781437/rc/2021/09/04/b2c2c6e8e16e5d99d6930c0e6280b1885cc5dc6d_xlarge.jpg)
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(解説)建築技師の大岡俊男(渥美清)は東アフリカのタンガニーカに学術調査用に地質学者が住むためのプレ ハブハウスを建てることになっていたが、現地で待っているはずの先輩技師は置き手紙を残してその場を去って いた。俊男は仕方なく、現地の青年たちを集めて作業を始めるが...。 文化の違いに悩みながらもその障害を乗り越え地元民と打ち解けていく渥美清の姿は必見。別れの時に流れる 『ブワナ・トシの歌』に胸が熱くなる。アフリカに魅了されるきっかけとなった人間・渥美清と俳優・渥美清の両方の 顔を見ることができるヒューマンドラマの傑作。
![画像6: ©︎東宝](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781437/rc/2021/09/04/93e3eeadab741e9417b9c8cd8845aad3635d232b_xlarge.jpg)
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9月20日(月・祝)の上映後にトークイベント開催。
テーマ:『渥美清と羽仁進、アフリカとの出会い』 登壇者:高崎俊夫(映画評論家)
9月24日(金)18時00分~
『男はつらいよ 純情篇』
(1971年/カラー/89分/35ミリ/配給:松竹)
![画像2: ©︎松竹](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781437/rc/2021/09/04/b21cf61fba7b9fc6b5fdb9fadf9b2cc0a1a16330_xlarge.jpg)
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監督:山田洋次/脚本:山田洋次、宮崎晃/音楽:山本直純
出演:渥美清、若尾文子、倍賞千恵子、宮本信子、森繁久彌、笠智衆
![画像3: ©︎松竹](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781437/rc/2021/09/04/721912adbcd0832b077104934af600bc7e09602c_xlarge.jpg)
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(解説)赤ちゃんを連れた若い女・絹代(宮本信子)に、さくらの面影を見て、一夜の宿を世話する寅さん。情にほ だされ、寅さんは絹代と共に、彼女の父・千造(森繁久彌)の住む、五島列島の福江島へ。望郷の念にかられた 寅さんが柴又へ帰ると、つねの遠縁にあたる、美しき人妻・明石夕子(若尾文子)が、夫と別居して二階に間借り をしていた。ラスト近く柴又駅での兄妹の別れの場面はシリーズ屈指の名シーン。後に二代目おいちゃんを演じ る松村達雄や宮本信子、森繁久彌が登場する。また、横浜市の成田山でロケされた作品でもある。
<浪曲演目>
9月24日(金)19時40分~(『男はつらいよ 純情篇』上映後)
『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』を横浜初口演!!
浪曲師玉川太福さん
(解説)寅さんと宇野重吉が演じたインテリ画家の友情、そして太地喜和子が演じた兵庫県瀧野の芸者ぼたんとの恋の行方はいかに!?
浪曲師 玉川太福さんが40分の浪曲にして口演を致します。
◆開催概要◆
2021年9月18日(土)から9月24日(金) 1週間限定
主催:横浜シネマネットワーク実行委員会
助成:横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト 2021
会場:横浜シネマリン 045-341-3180 (〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町6−95)
【前売券】
浪曲付き上映座席指定券:2,800円(税込)
横浜シネマリン受付、オンラインショップ
https://cinemarine.shop-pro.jp/にて8月中より9月17日(金)まで販売
その他の上映1回券:1,000円(税込) 横浜シネマリンおよびシネマ・ジャック&ベティ、有隣堂本店にて9月17日(金)まで販売 ※その他の上映1回券は、ネット販売ではご使用いただけません。
【当日券】
浪曲付き上映:一律2,800円 ※映画のみのチケットはございません。
その他の上映:一般・大専1,300円/シニア・高校生以下1,100円